総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

句誌
No.030 角川 『俳句』 2013年05月号

No.030 角川 『俳句』 2013年05月号

  江里昭彦氏の〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)は、初出が「夢座」という俳句同人誌でしたが、初出の翌年には「週刊俳句Haiku Weekly」というウェブマガジンに再掲出され […]
No.029 月刊俳句界 2013年02月号

No.029 月刊俳句界 2013年02月号

  『月刊俳句界』2013年2月号は気楽に読むことができた。小林一茶と鈴木真砂女の特集が組まれていたからである。『月刊俳句界』に限らないが、雑誌ジャーナリズムは因果なものである。優れた作品が掲載されていれば事足 […]
No.028 角川 『俳句』 2013年04月号

No.028 角川 『俳句』 2013年04月号

  〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)によれば、「俳句ブーム」の萌芽にあたる1970年代後半、毎号250ページ前後であった角川「俳句」でしたが、およそ20年後の1994年5月号 […]
No.027 月刊俳句界 2013年01月号

No.027 月刊俳句界 2013年01月号

  『月刊俳句界』2013年1月号は、通常号よりも20ページほど厚い398ページである。新年号ということで俳句界の重鎮、『海程』主宰の金子兜太氏、『ホトトギス』主宰の稲畑汀子氏が登場しておられる。作品特集も組ま […]
No.026 角川 『俳句』 2013年03月号

No.026 角川 『俳句』 2013年03月号

  〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)を書いた江里昭彦氏は、角川「俳句」や「俳句研究」(2011年8月より休刊)のような総合誌と呼ばれる媒体を「俳句商業誌」と呼んでいます。その […]
No.025 月刊俳句界 2012年12月号

No.025 月刊俳句界 2012年12月号

  『月刊俳句界』12月号では、『有名人著名人に聞いた 私の好きな一句』という特集が組まれている。俳人を除く、小説家、詩人、歌人、社会学者、写真家、芸能人など64人に『①俳句に興味はありますか?』、『②好きな俳 […]
No.024 角川 『俳句』 2013年02月号

No.024 角川 『俳句』 2013年02月号

  「俳句」で毎月組まれる特集は、そのほとんどが初学向けのハウツーものです。2月号の大特集には「名句はこうして生まれる!俳句は『瞬間』を詠む」というタイトルが踊ります。なにしろ初学者というものは「名句」に目があ […]
No.023 月刊俳句界 2012年11月号

No.023 月刊俳句界 2012年11月号

  『月刊俳句界』11月号では、『元気な結社はここがすごい!』という鼎談が組まれている。宮坂静生氏主宰の『岳』編集長の小林貴子氏、辻桃子氏主宰の『童子』編集長の佐藤明彦氏、小川軽舟氏主宰の『鷹』編集長の高柳克弘 […]
No.022 月刊俳句界 2012年10月号

No.022 月刊俳句界 2012年10月号

  『月刊俳句界』10月号では、スウェーデンのノーベル文学賞詩人、トーマス・トランストロンメル氏の特集が組まれている。短詩を書く詩人で、日本の俳句からもインスピレーションを得ている。特集にはスウェーデン大使のラ […]
No.021 月刊俳句界 2012年09月号

No.021 月刊俳句界 2012年09月号

  『月刊俳句界』9月号では『俳人はなぜ忌日を詠むのか?』という小特集の、復本一郎氏の『忌日への関心と歳時記』が面白かった。例によって『俳句界』の意図は編集部編の『忌日俳句を詠んでみよう!』に集約されていて、エ […]
No.020 月刊俳句界 2012年08月号

No.020 月刊俳句界 2012年08月号

  『月刊俳句界』8月号の特集は『日本人と七五調 知識人はなぜ七五調を嫌うのか!?』である。特集の扉に『七五調と日本人は、切っても切れないものがある。しかし、それゆえに多くの反発もある』とある。『俳句界』の特集 […]
No.019 月刊俳句界 2012年07月号

No.019 月刊俳句界 2012年07月号

  『月刊俳句界』7月号の特集は『〝震災〟想望俳句の是非』である。特集の扉に『震災想望俳句とは、震災未体験者が、テレビやインターネットの映像、新聞や雑誌の写真などを見て、震災を詠んだ句のこととする』とある。平成 […]
No.018 月刊俳句界 2012年06月号

No.018 月刊俳句界 2012年06月号

  『月刊俳句界』6月号の特集は『風狂の俳人たち』だが、ほかにも『現代俳句のフロンティア』、『名句集に名序文あり』などの特集が組まれている。それに今号は『第14回 俳句界評論賞発表』号で、該当作はなかったが佳作 […]
No.017 角川 『俳句』 2013年01月号

No.017 角川 『俳句』 2013年01月号

  今回でやっと10回を数えることとなりました。当初、俳句門外漢の俳句入門という趣旨で始まった時評でしたので、まずは歳時記を買わねばと思い立ち、買うなら持ち運びに便利な文庫本でないかと書店の文庫棚を物色していた […]
No.016 月刊俳句界 2012年05月号

No.016 月刊俳句界 2012年05月号

  『月刊俳句界』5月号の特集は『小説になった俳人たち』である。俳人を主人公にした松本清張、藤沢周平、司馬遼太郎、田辺聖子、城山三郎らの小説が見開き2ページで紹介してある。多少、小説の題材になった俳人たちに肩入 […]
No.015 月刊俳句界 2012年04月号

No.015 月刊俳句界 2012年04月号

  『月刊俳句界』4月号の特集は『今、ブームの密教を詠む』である。特集ページの扉には、『密教には広大無辺の宇宙観がある。宇宙、または、あらゆる森羅万象と溶け合い同化するという、その考えは、俳句にも学ぶものがある […]
No.014 角川 『俳句』 2012年12月号

No.014 角川 『俳句』 2012年12月号

  昨年は創刊60周年で賑やかだった角川「俳句」ですが、その締め括りともいうべき12月号で、記念シンポジウムと銘打たれた座談会が採録されています。このシンポジウムは『大震災と詩歌』というタイトルのもと、「俳句と […]
No.013 角川 『俳句』 2012年11月号

No.013 角川 『俳句』 2012年11月号

  角川「俳句」11月号では「第58回角川俳句賞」の特集が組まれています。今年5月31日に締め切られたこの賞は、応募が昨年より120篇も増え、総数で752篇にのぼったとのことです。応募が増えた背景にあるのは、も […]
No.012 角川 『俳句』 2012年10月号

No.012 角川 『俳句』 2012年10月号

  俳句門外漢の俳句入門のつもりで角川「俳句」の時評を始めて早半年を超えるに至りました。当初は「角川」という大出版社の名前に幻惑されたのか、この月刊俳句総合誌「俳句」を読みさえすれば「俳壇」のすべてが分かると勇 […]
No.011 角川 『俳句』 2012年09月号

No.011 角川 『俳句』 2012年09月号

  公開中の角川映画『天地明察』も、その地味なテーマの割には中高年を中心に堅実な観客動員を記録しているようです。前回も書きましたが『俳句』8月号の表4(裏表紙)にて、俳句雑誌としては珍しい映画のカラー広告をやっ […]
No.010 角川 『俳句』 2012年08月号

No.010 角川 『俳句』 2012年08月号

  昨日の最高気温は37度1分でした。いまさら体温を超える気温なんかちっとも珍しいわけではありませんが、今がとうに立秋を過ぎた、8月も終わりを告げようとしている頃合いであることを省みるに、異常気象がもたらす季節 […]
No.009 角川 『俳句』 2012年07月号

No.009 角川 『俳句』 2012年07月号

  たまたま目にしたとある地方新聞のコラムでした。「黒い浪」とのタイトルから東日本大震災の津波にまつわるコラムだと思い、正直「またか」とか「まだ何か残っているのか」といった思いで活字を追っていきました。案の定コ […]
No.008 月刊俳句界 2012年03月号

No.008 月刊俳句界 2012年03月号

今月号は『大特集 現代俳句協会』である。現代俳句協会(以下、現俳協と略記)は日本最大の俳句団体で、8000人以上の会員を擁している。現在の会長は宇多喜代子で、名誉会長は金子兜太である。特集には宇多、寺井谷子(現俳協副会長 […]
No.007 月刊俳句界 2012年02月号

No.007 月刊俳句界 2012年02月号

今月号では『俳句スピリッツ~人生の困難を俳人はどう詠んだか!?~』、『口語俳句にチャレンジ!』、『俳句の事件簿 第二芸術論の衝撃』の3つの特集が組まれている。かたよりなく俳句にとって重要な問題を特集形式で提起しながら、深 […]
No.006 月刊俳句界 2012年01月号

No.006 月刊俳句界 2012年01月号

新年号の特集は『俳句史にみる表現革命』で、明治28年(1895年)の正岡子規による『写生俳句』から平成8年(1996年)の黛まどかの『横書き俳句』までの、約100年間の俳句表現史が簡潔にまとめられている。明治、大正、昭和 […]
No.005 月刊俳句界とは

No.005 月刊俳句界とは

【月刊俳句界 (株)文学の森 月刊】   『月刊俳句界』は『角川俳句』と並ぶメジャーな雑誌である。俳人の方は嫌なことを書くと思われるかもしれないが、文学金魚編集部から誰にでもわかりやすく、またタブーなく時評して […]
No.004 角川 『俳句』 2012年06月号

No.004 角川 『俳句』 2012年06月号

角川『俳句』の創刊号は昭和27年6月号。終戦から7年後のことで、朝日新聞に掲載された田中亜美氏の「俳句時評」によれば、「終戦からしばらく経ち、精神的文化の復興を求める機運の高まった時代である」そうです。3回連続の創刊60 […]
No.003 角川 『俳句』 2012年05月号

No.003 角川 『俳句』 2012年05月号

  今号は「創刊60周年記念号①今こそ俳句!」の第1弾です。そして大特集と銘打った「今すぐはじめる!60歳からの俳句入門」が最大のセールスポイント。60という数字の取り合わせの妙といいますか、長い歴史に培われた […]
No.002 角川『俳句』 2012年03月号

No.002 角川『俳句』 2012年03月号

巻頭カラーグラビア!に登場するのは大木あまりさん。昼下がりの代官山でしょうか、いかにも高級そうな素材でできた帽子を目深にかぶり、頬杖をついてなお端正なそのお顔立ちには、クリムゾンレッドのメガネフレームがよく似合っています […]
No.001 外の思考―やぶにらめ角川『俳句』(角川『俳句』とは)

No.001 外の思考―やぶにらめ角川『俳句』(角川『俳句』とは)

俳句の世界には「総合誌」と呼ばれる大手出版社による定期刊行雑誌が数誌あります。少なく見積もっても1000万人といわれる俳句人口ですが、一人一人の好みによって愛読誌を選ぶことができるという状況は、たとえば「現代詩手帖」一誌 […]
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.