総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/傘を書かない世界の話

No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/傘を書かない世界の話

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

    第04回 金魚屋新人賞 応募要項 主催・金魚屋プレス日本版    金魚屋新人賞の目的は、新たな文学のヴィジョンを持ち、作品によって文学の世界を変えてゆける優れた作家を一人でも多く世に […]
No.009 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

No.009 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
No.002 大きな国の、あるクラス/Trip A[縦書版]

No.002 大きな国の、あるクラス/Trip A[縦書版]

ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]
『レプリカ』(後篇)[縦書版]

『レプリカ』(後篇)[縦書版]

「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]
『証拠物件』(第10回)

『証拠物件』(第10回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
第12回 梯/群/碧

第12回 梯/群/碧

「僕が泣くのは痛みのためでなく / たった一人で生まれたため / 今まさに  その意味を理解したため」 「僕」は観念として世界に対峙する。孤独から滲む透明な抒情──。「僕」とは切り取られた世界そのものでもある。画像によっ […]
『ゆめのかよひじ』(第12回)[縦書版]

『ゆめのかよひじ』(第12回)[縦書版]

おとうさんがいなくなった。あたしにはその理由がわからない。おかあさんは仕事で疲れて不機嫌で、おにいちゃんは毎日テレビばかり見て過ごしている。あたしがおとうさんに会えるのは夢の中でだけ。でも夢の中には〝やみ〟がひそんでいる […]
お菓子な殺意(第06回)

お菓子な殺意(第06回)

パティシエを目指していた彩子は、ある罪を犯した怖れから逃げ隠れして暮らしている。行き着いた先は、人気が陰りをみせた歌手・カオルの付き人の仕事。だが不運はつきまとい、ついに運命の大事件へと…。詩人・小原眞紀子の原案が甘やか […]
ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊

ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊

ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊 ミニー吉野:昭和46年(1971年)、東京世田谷生まれ。平成15年(2003年)に韓国ソウル弘益大学絵画科に入学し、平成17年(2005年)に同大学成績優秀奨学 […]
新連載翻訳 『伽藍』(仮) e・e・カミングス著 星隆弘訳 (第1回 縦書版)

新連載翻訳 『伽藍』(仮) e・e・カミングス著 星隆弘訳 (第1回 縦書版)

エズラ・パウンド、T・S・エリオット、アーネスト・ヘミングウェイ、スコット・フィッツジェラルドらと並ぶロスト・ジェネレーションを代表する作家、e.e.カミングス。優しくて人嫌いで、前衛作家で古典作家でもあったカミングスの […]
『偏態パズル』(第99回)

『偏態パズル』(第99回)

偏った態度なのか、はたまた単なる変態か(笑)。男と女の性別も、恋愛も、セックスも、人間が排出するアノ匂いと音と光景で語られ、ひしめき合い、混じり合うアレに人間の存在は分解され、混沌の中からパズルのように何かが生み出される […]
『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
『ゆめのかよひじ』(第11回)[縦書版]

『ゆめのかよひじ』(第11回)[縦書版]

おとうさんがいなくなった。あたしにはその理由がわからない。おかあさんは仕事で疲れて不機嫌で、おにいちゃんは毎日テレビばかり見て過ごしている。あたしがおとうさんに会えるのは夢の中でだけ。でも夢の中には〝やみ〟がひそんでいる […]
定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

Interview:福島泰樹インタビュー 福島泰樹:昭和18年(1943年)、東京御徒町のガード沿いの大原病院で生まれる。父・信一郎は東京市下谷区入谷感応寺の住職。一歳の時に母・道江が病死。駒込学園中等部・高等部を卒業し […]
神違え(第10回 最終回)

神違え(第10回 最終回)

「天の岩戸が開いた」。マンションの隣り、または上階の人々が権力と偉大さの幻想と重なり合い、暗黒の陰謀が重層化する。ご近所から世間へ、そして巨悪の足元へと、無意義の波はひたひたと押し寄せ、現実を歪めてゆく…。詩人にしてスト […]
あなたが泣けるもの3

あなたが泣けるもの3

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第03回著者 山田 […]
アングラ演劇を継ぐということ(下編)

アングラ演劇を継ぐということ(下編)

Interview:金守珍インタビュー(2/3) 金守珍:昭和29年(1954年)東京生まれ。東海大学電子工学部卒業後、蜷川幸雄スタジオに在籍。唐十郎主宰の状況劇場の公演を見て衝撃を受け、状況劇場に移籍する。状況劇場解散 […]
『アリス失踪!』ルイス・キャロル著 星隆弘訳(第13回 訳者あとがき)

『アリス失踪!』ルイス・キャロル著 星隆弘訳(第13回 訳者あとがき)

ポスト・モダニズム時代において、オリジナルからの引用・二次創作・パラレル創作の問題は避けて通れない。ならば翻訳とはなにか、翻訳はどこまで創作の謎に近づき得るのか・・・。英文学者で演劇批評家でもある星隆弘が、『不思議のアリ […]
第3回 金魚屋新人賞発表

第3回 金魚屋新人賞発表

    第3回 金魚屋新人賞(辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞)を以下の通り発表します。受賞者には記念品と副賞を授けるとともに受賞作は順次、文学金魚に掲載いたします。   ■ 辻原登奨励小説 […]
『家を看取る日』(第21回 最終回)

『家を看取る日』(第21回 最終回)

その家は今から90年以上も前、大阪の外れに建てられた。以来、曾祖父から祖父、父へと代々受け継がれてきたのだが……39歳になった四代目の僕は、東京で新たな家庭を築いている。伝統のバトンを繋ぐべきか、アンカーとして家を看取る […]
『わたしたちの小説作法』三浦俊彦&遠藤徹

『わたしたちの小説作法』三浦俊彦&遠藤徹

第1回 文学金魚大学校セミナー ① 三浦俊彦&遠藤徹 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学講座)教授。美学・ […]
デプロマシーとアイデンティティ教育の必要性について

デプロマシーとアイデンティティ教育の必要性について

Interview:スワーダ・アル・ムダファーラ インタビュー スワーダ・アル・ムダファーラ:東京都立川市出身。高校卒業後、日本で職場結婚し娘をもうけるが離婚。カルチャースクールを開いていた一九七九年に日本主催の文化交流 […]
『再開発騒ぎ』(第06回 最終回)

『再開発騒ぎ』(第06回 最終回)

この町には黒ヒョウがマスターをしているバーがある。お客はシャム猫にフクロウ、アライグマ、コウモリ夫妻といった動物たちで、ヒトは僕だけだ。でも僕はこのバーになじんでいる。フクロウが言うように、僕はヒトでヒモでもあるからだろ […]
第一回『文学金魚大学校セミナー』開催記念インタビュー リード小説の意義について

第一回『文学金魚大学校セミナー』開催記念インタビュー リード小説の意義について

Interview:山田隆道インタビュー 山田隆道:昭和51年(1976年)大阪府吹田市生まれ。清風南海高等学校、早稲田大学教育学部教育学科卒。大学時代から放送作家として活動し始め、現在は小説家・エッセイイストとして知ら […]
新しい詩を書くために(後編)

新しい詩を書くために(後編)

Interview:新倉俊一インタビュー(2/2) 新倉俊一:昭和5年(1930年)神奈川県生まれ。慶応大学法学部卒、明治学院大学大学院修了、ミネソタ大学大学院修了。明治学院大学で長く教鞭を執り文学部長を勤める。エズラ・ […]
文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

     ついにこの連載も最終回を迎えました。源氏物語を繙きつつ、それが古い文学としてでなく、私たちの感性で読む現代小説として捉えられる可能性を探ってきました。では、なぜそれが必要なのか。   […]
日本文化の底流を流れるもの(後編)

日本文化の底流を流れるもの(後編)

Interview:馬場あき子インタビュー(2/2) 馬場あき子:昭和3年(1928年)東京都生まれ。日本女子高等学院(現・昭和女子大学)卒。少女時代から短歌に興味を持ち、歌誌「まひる野」に参加して窪田章一郞に師事。昭和 […]
モンスター文学を求めて(下編)

モンスター文学を求めて(下編)

Interview:三浦俊彦×遠藤徹 対談(2/2) 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学講座)教授。美学・ […]
No.006 安井浩司 永田耕衣を語る

No.006 安井浩司 永田耕衣を語る

Interview:安井浩司 安井浩司:昭和11年(1936年)秋田県生まれ、能代高校卒。高校生の時、青森高校の寺山修司、京武久美編集の10代の俳句同人誌「牧羊神」に参加。昭和34年(1959年)、永田耕衣主宰の結社誌「 […]
光を当て、輝かせること(後編)

光を当て、輝かせること(後編)

Interview:宇野亞喜良(2/2) 宇野亞喜良:昭和九年(一九三四年)愛知県名古屋市に生まれる。父親は室内装飾家で母親は喫茶店「白薔薇」を営んでいた。名古屋市立西陵高等学校図案科を卒業後、カルピス食品工業株式会社に […]
ほぼありのままの荒木経惟(下編)

ほぼありのままの荒木経惟(下編)

Interview:荒木経惟(3/3) 荒木経惟:昭和五年(一九四〇年)東京市下谷区(現・台東区)三ノ輪に生まれる。父・長太郎は「にんべんや履物店」を営む下駄職人。母は上州(群馬県)の人。東京都上野高等学校、千葉大学工学 […]
『教室のアトピー』(第01回)

『教室のアトピー』(第01回)

閉ざされた学校の、教室の中ではびこるイジメ。俺もそれに淫靡な形で荷担してしまう一人だ。先生も、同級生たちも、誰もが見て見ぬふりをしているから。社会の大きな流れと同じで、誰も止められないから。それによって教室の秩序が保たれ […]
戦後を貫く脚本家の視線(後編)

戦後を貫く脚本家の視線(後編)

Interview:山田太一(2/2) 山田太一:昭和九年(一九三四年)、東京浅草五区に生まれる。両親は大衆食堂を経営していた。小学三年生の時に縁故疎開で神奈川県湯河原町に転居。小田原高校を経て早稲田大学教育学部国語学科 […]
芸術作品としてのポツダム宣言─レディメイド文学の提唱─

芸術作品としてのポツダム宣言─レディメイド文学の提唱─

Interview:三浦俊彦 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。和洋女子大学教授。美学・哲学の研究者で小説家。代表作に『M色のS景』、『この部屋に友 […]
伝統と現代(前編)

伝統と現代(前編)

Interview:観世銕之丞(1/2) 観世銕之丞: 昭和三十一年(一九五六年)、八世観世銕之亟静雪[静夫](人間国宝)の長男として東京に生まれる。本名・観世暁夫(あけお)。伯父の観世寿夫と父に師事。三十五年(五九年) […]
辻原登 小説文学を語る(前編)

辻原登 小説文学を語る(前編)

Interview:辻原登(1/2) 辻原登: 昭和二十年(一九四五年)、和歌山県印南町に生まれる。十代の頃から小説を書き始め、平成二年(一九九〇年)、『村の名前』で芥川賞を受賞。その後『翔べ麒麟』で読売文学賞、『遊動亭 […]
果てしない演技への旅 (前編)

果てしない演技への旅 (前編)

Interview:市原悦子(1/2) 市原悦子: 女優・声優。高校時代に演劇部に所属し、卒業後、俳優座養成所に入所。昭和32年(1957年)に俳優座に入団し、『りこうなお嫁さん』で舞台デビュー。同年、新劇新人推賞受賞。 […]
DiVaから日本語の詩(うた)が聞こえてくる-谷川賢作、DiVa新譜を語る

DiVaから日本語の詩(うた)が聞こえてくる-谷川賢作、DiVa新譜を語る

Interview:谷川賢作 谷川賢作: 昭和35年(1960年)、俊太郎と大久保知子の間に生まれる。玉川学園高等部卒業後、音楽家として活動し始める。映画『鹿鳴館』(昭和61年[1986年])で作曲家デビュー。平成8年( […]
詩と音楽への旅 (前篇)

詩と音楽への旅 (前篇)

Interview:谷川俊太郎&谷川賢作(1/2) 谷川俊太郎: 昭和6年(1931年)、哲学者で文芸評論家の徹三と母多喜子の間に生まれる。昭和27年(1952年)に処女詩集『二十億光年の孤独』で詩壇デビューする。抒情詩 […]
第4回 逸脱路線図(上)

第4回 逸脱路線図(上)

桜井はパソコン販売会社の債権管理部で働いている。営業部からの配置換えで、いわば左遷だ。今日も彼は債権の取り立てに出かけていく。暴力と性欲を押し殺して生きる普通のサラリーマンとして。日常の狂気に取り憑かれたごくありふれた社 […]
音楽と絵画への旅 (前篇)

音楽と絵画への旅 (前篇)

Interview:ミッキー&ミニー吉野(1/2) ミッキー吉野: 1951年神奈川県横浜市生まれ。4歳でピアノを習い始め、10代から横浜本牧近辺の米軍キャンプなどで演奏を始める。17歳の時にゴールデン・カップスに加入し […]
【特別インタビュー】生誕100年 寺田政明展

【特別インタビュー】生誕100年 寺田政明展

特別インタビュー:寺田農 俳優、声優・ナレーター、エッセイイスト、東海大学特任教授。1942年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。 洋画家・寺田政明の長男として東京の旧池袋モンパルナス芸術家村に生まれ、早稲田大学中退 […]
ケルトへの旅 (前篇)

ケルトへの旅 (前篇)

Interview:鶴岡真弓(1/2) 美術文明史家。多摩美術大学芸術学科教授・芸術人類学研究所所長。早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。処女作『ケルト/装飾的思考』で、わが国に […]
第1回 失脚したワタル・ヒトラー

第1回 失脚したワタル・ヒトラー

星野ワタルはヨシエと離婚したあと、家を出ていくと言いながらグズグズと居座り、ヨシエの再婚相手の薄井とその子供の美夏と暮らしている。愛とも未練とも違うヨシエへの想い。あっさりとワタルの存在を受け入れる薄井と美夏。かつて夫婦 […]
世界を書き尽くすための旅(前篇)

世界を書き尽くすための旅(前篇)

Interview:夢枕獏(1/2) 日本を代表するベストセラー作家。一九五一年、神奈川県小田原市生まれ。七七年、筒井康隆氏が主宰する同人誌『ネオ・ヌル』にタイポグラフィック作品『カエルの死』を発表。『奇想天外』八月号に […]
川を読む (前篇)

川を読む (前篇)

Interview:野田知佑(1/2) 作家、カヌーイスト。1938年熊本県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。 「川遊びカヌー」を提唱する、日本におけるツーリング・カヌーの草分け的存在。国内をはじめ、海外のユーコン川、 […]
『贋物師―フェイク・マスター』(第01回)

『贋物師―フェイク・マスター』(第01回)

骨董に興味を持ち始めた私は、西麻布にある小さな骨董屋の店主と知り合いになる。店主が持っている勾玉の噂を聞きつけて買いに来た客との会話を、聞くともなく聞いていた私は、「一種の預かり」だから売れないという店主の言葉に興味を抱 […]
『多摩川左岸』(第01回)

『多摩川左岸』(第01回)

二十八歳の貴志は、多摩川に近い私鉄沿線の古ぼけたアパートで、二十五歳の由美と同棲していた。不眠症で悩む貴志がまれに訪れる眠りに身体を委ねていた土曜日の朝に、由美が「お買い物いってくるからね」と言い残して出かけたまま、交通 […]
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第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募・・・

    第04回 金魚屋新人賞 応募要項 主催・金魚屋プレス日本版    金魚屋新人賞の目的は、新たな文学のヴィジョンを持ち、作品によって文学の世界を変えてゆける優れた作家を一人でも多く世に […]
第九回 溶ける石と本

第九回 溶ける石と本

第九回 溶ける石と本 『薔薇の名前』(1986年 映画) 監督 ジャン・ジャック・アノー      「諸君もプルーストを読んでみるといい。あれはどこから読んでもいいものです。コーヒーにミルクを入れる、 […]
No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/傘を書かない世界の話

No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/・・・

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
No.104 オール讀物 2016年06月号

No.104 オール讀物 2016年06月号

     ひところ「あらすじで読む××」っていう本がはやりましたわね。あの源流は、シドニー・シェルダンなんかの「超訳」本から生まれたのかもしれませんわ。要するに物語の筋だけを追ってゆくっていう本よ。ず […]
No.103 小説すばる 2017年02月号

No.103 小説すばる 2017年02月号

     なんで、小説すばるはこんなに分厚いんだろう。久しぶりに手にとって、それが最初に思い浮かんだことだった。それ自体を批判していんとか、そういうのではなくて、その厚さが今、意味しているものはなんだ […]
No.101 文學界 2016年06月号

No.101 文學界 2016年06月号

     六月号には中村文則氏の「私の消滅」二百三十枚が一挙掲載されている。新潮新人賞でデビューし、芥川賞等々を受賞した若手のホープである。一九七七年生まれだからまだ四十歳だ。ご自身で自分は純文学作家 […]
No.102 小説新潮2017年02月号

No.102 小説新潮2017年02月号

     「ミステリー特集 こじれた7つの謎」。読み進むうち、ある変化に気づいた。雑誌や作品が何か変わった、というのでは必ずしもない。読んでいるこちらの状態が変化したようにも思える。が、厳密に言うと、 […]
No.029 角川短歌 2016年06月号

No.029 角川短歌 2016年06月号

     短歌や俳句の世界には高齢の創作者が多いです。歌壇・俳壇の頂点に立つ作家はもちろんのこと新人・中堅作家の年齢層も高い。会社を定年退職してから短歌・俳句でも始めようかという人がたくさんいらっしゃ […]
No.050 『えんとつの町のプペル』にしのあきひろ著(幻冬舎刊)

No.050 『えんとつの町のプペル』にしのあきひろ著(幻冬舎刊)

     『えんとつの町のプペル』はお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんの最新絵本である。絵本作家としてのペンネームは〝にしのあきひろ〟だ。『プペル』は三十万部近く売れ、Amazonの絵本ランキン […]
No.060 月刊俳句界 2016年06月号

No.060 月刊俳句界 2016年06月号

     六月号では『小説が描いた時代、俳句が描いた時代』の特集が組まれている。編集部のリードに「文学は実に時代の影響を受けやすい。(中略)その時代を代表する小説と俳句を並べてみると、その時代を生きた […]
No.049 『シラユキさんとあみあみモンスター』アンネマリー・ファン・ハーリンゲン著 野坂悦子訳(BL出版刊)

No.049 『シラユキさんとあみあみモンスター』アンネマリー・フ・・・

     絵本の賞をいくつか受賞している。絵本のイラストがどうあるべきか、ということに一つの秀れた答えを与えていると思う。それはやはり「絵画」とは違う。テキストとともにあるものなので、テキストを拒絶す […]
No.009 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

No.009 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
カルチャー文芸誌について

カルチャー文芸誌について

 カルチャー文芸誌の定義は、このカテゴリに分類した雑誌名を見ればなんとなくわかるだろう。Papyrus、GINGER L。、小説TRIPPER、yom yom、J-novel、en-taxi、Feel Love、ジャーロ […]
No.046 yomyom vol.43 創刊10周年記念号

No.046 yomyom vol.43 創刊10周年記念号

     yomyom が終わってしまう。「ありがとう!」という表記に、一瞬そう思った。実際には「次号から電子版に移行します。」ということだった。それでも終わってしまう、という感覚は拭えない。ありがと […]
No.002  大きな国の、あるクラス/Trip A[横書版]

No.002 大きな国の、あるクラス/Trip A[横書版]

ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]
『レプリカ』(後篇)[横書版]

『レプリカ』(後篇)[横書版]

「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]
No.012 熱燗つけて

No.012 熱燗つけて

一.UA    寒い日には熱燗。肉体は、何て云うか、月並みだ。  着膨れた人いきれで蒸し暑い電車内。溜まる憤懣。さっきから汗ばんでいる。寒い日なのに、疲れてるのに、ちょっと呑みたいだけなのに。  やっと降りたら […]
No.101 オール讀物 2016年05月号

No.101 オール讀物 2016年05月号

     ネット時代になってから「ネタバレ注意」が一般化しましたわね。昔は口コミなどでなければ小説や映画のストーリーが最後までわからなかったのに、今はその気になれば、ブログやツイッターの書き込みで、た […]
No.100 文學界 2016年05月号

No.100 文學界 2016年05月号

     五月号は第121回文學界新人賞発表号で、同人誌優秀作品掲載号と並んで楽しみな号だ。ショービジネスの世界ではオーディションが当たり前だが、それはまだ世に知られていない金の卵のような才能が眠って […]
No.028 角川短歌 2016年05月号

No.028 角川短歌 2016年05月号

     文学になぜジャンルがあるのかは真剣に考えてみた方がいいテーマでしょうね。作家はだいたい青春期くらいまでにあるジャンルに魅了されます。もちろん石川啄木のように新体詩(自由詩)から始まり小説家を […]
『証拠物件』(第10回)

『証拠物件』(第10回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
第12回 梯/群/碧

第12回 梯/群/碧

「僕が泣くのは痛みのためでなく / たった一人で生まれたため / 今まさに  その意味を理解したため」 「僕」は観念として世界に対峙する。孤独から滲む透明な抒情──。「僕」とは切り取られた世界そのものでもある。画像によっ […]
No.099 群像 2017年02月号

No.099 群像 2017年02月号

     若松英輔の「たましいを旅するひとー河合隼雄」に何やら言葉にできない異和感を覚えた。いや、これから言葉にするわけだし、その評論に対しての異和感というより前々から感じていたことがたまたま顕在化し […]
『ゆめのかよひじ』(第12回)[横書版]

『ゆめのかよひじ』(第12回)[横書版]

おとうさんがいなくなった。あたしにはその理由がわからない。おかあさんは仕事で疲れて不機嫌で、おにいちゃんは毎日テレビばかり見て過ごしている。あたしがおとうさんに会えるのは夢の中でだけ。でも夢の中には〝やみ〟がひそんでいる […]
お菓子な殺意(第06回)

お菓子な殺意(第06回)

パティシエを目指していた彩子は、ある罪を犯した怖れから逃げ隠れして暮らしている。行き着いた先は、人気が陰りをみせた歌手・カオルの付き人の仕事。だが不運はつきまとい、ついに運命の大事件へと…。詩人・小原眞紀子の原案が甘やか […]
ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊

ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊

ミニー吉野個展 1月30日~2月4日 於・銀座スルガ台画廊 ミニー吉野:昭和46年(1971年)、東京世田谷生まれ。平成15年(2003年)に韓国ソウル弘益大学絵画科に入学し、平成17年(2005年)に同大学成績優秀奨学 […]
No.008 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

No.008 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
No.008 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

No.008 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
新連載翻訳 『伽藍』(仮) e・e・カミングス著 星隆弘訳 (第1回 横書版)

新連載翻訳 『伽藍』(仮) e・e・カミングス著 星隆弘訳 (第1・・・

エズラ・パウンド、T・S・エリオット、アーネスト・ヘミングウェイ、スコット・フィッツジェラルドらと並ぶロスト・ジェネレーションを代表する作家、e.e.カミングス。優しくて人嫌いで、前衛作家で古典作家でもあったカミングスの […]
『偏態パズル』(第99回)

『偏態パズル』(第99回)

偏った態度なのか、はたまた単なる変態か(笑)。男と女の性別も、恋愛も、セックスも、人間が排出するアノ匂いと音と光景で語られ、ひしめき合い、混じり合うアレに人間の存在は分解され、混沌の中からパズルのように何かが生み出される […]
No.023 三田文学 2017冬季号

No.023 三田文学 2017冬季号

     保坂和志の特集である。なぜ保坂和志なんだろう、と考える。慶應出身じゃないのに。慶應出身でないと、特集を組んではいけないというわけではない。たとえば夏目漱石特集ならいいと思う。夏目漱石は慶應出 […]
No.100 オール讀物 2016年04月号

No.100 オール讀物 2016年04月号

     アテクシ、年齢的には古い世代に属し始めておりますけど、ちっとも落ち着いて成熟したという気がしませんわ。そりゃあ同世代には功成り名を成した、のかどうか知りませんけど、もう完全に頭の中が後ろ向き […]
No.098 文學界 2016年04月号

No.098 文學界 2016年04月号

     時代の変化はまず〝現象〟としてあらわれる。底の方から蠢く変化を感受してはいるが、その正体がはっきりわからぬまま表現されるのである。そのような表現が筍のようにポツポツと芽生え育ってゆくと、自ず […]
第八回 澄みわたる恐怖

第八回 澄みわたる恐怖

第八回 澄みわたる恐怖 『キューブ2』(2002年 カナダ映画)ポスター 監督アンジェイ・セクラ      神でも天使でも、色をひとつに絞るなら白になるだろう。清廉潔白、純粋無垢、一点の曇りなき白は心 […]
No.026 キャベツ理論/コオロギと殺し屋 (1)/コオロギと殺し屋 (2)

No.026 キャベツ理論/コオロギと殺し屋 (1)/コオロギと殺・・・

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
No.026 キャベツ理論/コオロギと殺し屋 (1)/コオロギと殺し屋 (2)

No.026 キャベツ理論/コオロギと殺し屋 (1)/コオロギと殺・・・

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
No.059 月刊俳句界 2016年05月号

No.059 月刊俳句界 2016年05月号

     俳句界はずっと俳句とカラー写真を組み合わせたページを掲載しているが、五月号では本格的に「フォト俳句を楽しむ」という特集が組まれている。中でも写真家の浅井愼平氏のインタビューが面白かった。浅井 […]

Highlights

  • No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/傘を書かない世界の話

    No.027 コオロギと殺し屋 (3)/コオロギと殺し屋 (4)/傘を書かない世界の話

    「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]

  • No.002  大きな国の、あるクラス/Trip A[横書版]

    No.002 大きな国の、あるクラス/Trip A[横書版]

    ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]

  • No.002 大きな国の、あるクラス/Trip A[縦書版]

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    ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]

  • 『レプリカ』(後篇)[縦書版]

    『レプリカ』(後篇)[縦書版]

    「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]

  • 『レプリカ』(後篇)[横書版]

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    「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]

  • 『証拠物件』(第10回)

    『証拠物件』(第10回)

    コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]

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