総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
No.007 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

No.007 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
No.001 『人=家=人』[縦書版]

No.001 『人=家=人』[縦書版]

ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]
『レプリカ』(前篇)[縦書版]

『レプリカ』(前篇)[縦書版]

「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]
『証拠物件』(第09回)

『証拠物件』(第09回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
第11回 雲/光/傘

第11回 雲/光/傘

「僕が泣くのは痛みのためでなく / たった一人で生まれたため / 今まさに  その意味を理解したため」 「僕」は観念として世界に対峙する。孤独から滲む透明な抒情──。「僕」とは切り取られた世界そのものでもある。画像によっ […]
『ゆめのかよひじ』(第11回)

『ゆめのかよひじ』(第11回)

おとうさんがいなくなった。あたしにはその理由がわからない。おかあさんは仕事で疲れて不機嫌で、おにいちゃんは毎日テレビばかり見て過ごしている。あたしがおとうさんに会えるのは夢の中でだけ。でも夢の中には〝やみ〟がひそんでいる […]
お菓子な殺意(第05回)

お菓子な殺意(第05回)

パティシエを目指していた彩子は、ある罪を犯した怖れから逃げ隠れして暮らしている。行き着いた先は、人気が陰りをみせた歌手・カオルの付き人の仕事。だが不運はつきまとい、ついに運命の大事件へと…。詩人・小原眞紀子の原案が甘やか […]
定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

Interview:福島泰樹インタビュー 福島泰樹:昭和18年(1943年)、東京御徒町のガード沿いの大原病院で生まれる。父・信一郎は東京市下谷区入谷感応寺の住職。一歳の時に母・道江が病死。駒込学園中等部・高等部を卒業し […]
『偏態パズル』(第98回)

『偏態パズル』(第98回)

偏った態度なのか、はたまた単なる変態か(笑)。男と女の性別も、恋愛も、セックスも、人間が排出するアノ匂いと音と光景で語られ、ひしめき合い、混じり合うアレに人間の存在は分解され、混沌の中からパズルのように何かが生み出される […]
No.025 ベランダに住む正義/ミントの話/ロンドンは今日も満室です

No.025 ベランダに住む正義/ミントの話/ロンドンは今日も満室です

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
神違え(第10回 最終回)

神違え(第10回 最終回)

「天の岩戸が開いた」。マンションの隣り、または上階の人々が権力と偉大さの幻想と重なり合い、暗黒の陰謀が重層化する。ご近所から世間へ、そして巨悪の足元へと、無意義の波はひたひたと押し寄せ、現実を歪めてゆく…。詩人にしてスト […]
あなたが泣けるもの3

あなたが泣けるもの3

なにを読んで、見て、触れて泣いちゃったかは人によって異なるもの。人間の琴線を震わせる物や出来事は、おのずからその人の個性を表します。 そんなつい泣いちゃったモノ・コトについてのリレー連載エッセイです。 第03回著者 山田 […]
アングラ演劇を継ぐということ(下編)

アングラ演劇を継ぐということ(下編)

Interview:金守珍インタビュー(2/3) 金守珍:昭和29年(1954年)東京生まれ。東海大学電子工学部卒業後、蜷川幸雄スタジオに在籍。唐十郎主宰の状況劇場の公演を見て衝撃を受け、状況劇場に移籍する。状況劇場解散 […]
『アリス失踪!』ルイス・キャロル著 星隆弘訳(第13回 訳者あとがき)

『アリス失踪!』ルイス・キャロル著 星隆弘訳(第13回 訳者あとがき)

ポスト・モダニズム時代において、オリジナルからの引用・二次創作・パラレル創作の問題は避けて通れない。ならば翻訳とはなにか、翻訳はどこまで創作の謎に近づき得るのか・・・。英文学者で演劇批評家でもある星隆弘が、『不思議のアリ […]
第3回 金魚屋新人賞発表

第3回 金魚屋新人賞発表

    第3回 金魚屋新人賞(辻原登奨励小説賞・文学金魚奨励賞)を以下の通り発表します。受賞者には記念品と副賞を授けるとともに受賞作は順次、文学金魚に掲載いたします。   ■ 辻原登奨励小説 […]
『家を看取る日』(第21回 最終回)

『家を看取る日』(第21回 最終回)

その家は今から90年以上も前、大阪の外れに建てられた。以来、曾祖父から祖父、父へと代々受け継がれてきたのだが……39歳になった四代目の僕は、東京で新たな家庭を築いている。伝統のバトンを繋ぐべきか、アンカーとして家を看取る […]
『わたしたちの小説作法』三浦俊彦&遠藤徹

『わたしたちの小説作法』三浦俊彦&遠藤徹

第1回 文学金魚大学校セミナー ① 三浦俊彦&遠藤徹 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学講座)教授。美学・ […]
デプロマシーとアイデンティティ教育の必要性について

デプロマシーとアイデンティティ教育の必要性について

Interview:スワーダ・アル・ムダファーラ インタビュー スワーダ・アル・ムダファーラ:東京都立川市出身。高校卒業後、日本で職場結婚し娘をもうけるが離婚。カルチャースクールを開いていた一九七九年に日本主催の文化交流 […]
『再開発騒ぎ』(第06回 最終回)

『再開発騒ぎ』(第06回 最終回)

この町には黒ヒョウがマスターをしているバーがある。お客はシャム猫にフクロウ、アライグマ、コウモリ夫妻といった動物たちで、ヒトは僕だけだ。でも僕はこのバーになじんでいる。フクロウが言うように、僕はヒトでヒモでもあるからだろ […]
第一回『文学金魚大学校セミナー』開催記念インタビュー リード小説の意義について

第一回『文学金魚大学校セミナー』開催記念インタビュー リード小説の意義について

Interview:山田隆道インタビュー 山田隆道:昭和51年(1976年)大阪府吹田市生まれ。清風南海高等学校、早稲田大学教育学部教育学科卒。大学時代から放送作家として活動し始め、現在は小説家・エッセイイストとして知ら […]
新しい詩を書くために(後編)

新しい詩を書くために(後編)

Interview:新倉俊一インタビュー(2/2) 新倉俊一:昭和5年(1930年)神奈川県生まれ。慶応大学法学部卒、明治学院大学大学院修了、ミネソタ大学大学院修了。明治学院大学で長く教鞭を執り文学部長を勤める。エズラ・ […]
文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

文学とセクシュアリティ-現代に読む源氏物語(第042回 最終回)

     ついにこの連載も最終回を迎えました。源氏物語を繙きつつ、それが古い文学としてでなく、私たちの感性で読む現代小説として捉えられる可能性を探ってきました。では、なぜそれが必要なのか。   […]
日本文化の底流を流れるもの(後編)

日本文化の底流を流れるもの(後編)

Interview:馬場あき子インタビュー(2/2) 馬場あき子:昭和3年(1928年)東京都生まれ。日本女子高等学院(現・昭和女子大学)卒。少女時代から短歌に興味を持ち、歌誌「まひる野」に参加して窪田章一郞に師事。昭和 […]
モンスター文学を求めて(下編)

モンスター文学を求めて(下編)

Interview:三浦俊彦×遠藤徹 対談(2/2) 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学講座)教授。美学・ […]
No.006 安井浩司 永田耕衣を語る

No.006 安井浩司 永田耕衣を語る

Interview:安井浩司 安井浩司:昭和11年(1936年)秋田県生まれ、能代高校卒。高校生の時、青森高校の寺山修司、京武久美編集の10代の俳句同人誌「牧羊神」に参加。昭和34年(1959年)、永田耕衣主宰の結社誌「 […]
光を当て、輝かせること(後編)

光を当て、輝かせること(後編)

Interview:宇野亞喜良(2/2) 宇野亞喜良:昭和九年(一九三四年)愛知県名古屋市に生まれる。父親は室内装飾家で母親は喫茶店「白薔薇」を営んでいた。名古屋市立西陵高等学校図案科を卒業後、カルピス食品工業株式会社に […]
ほぼありのままの荒木経惟(下編)

ほぼありのままの荒木経惟(下編)

Interview:荒木経惟(3/3) 荒木経惟:昭和五年(一九四〇年)東京市下谷区(現・台東区)三ノ輪に生まれる。父・長太郎は「にんべんや履物店」を営む下駄職人。母は上州(群馬県)の人。東京都上野高等学校、千葉大学工学 […]
『教室のアトピー』(第01回)

『教室のアトピー』(第01回)

閉ざされた学校の、教室の中ではびこるイジメ。俺もそれに淫靡な形で荷担してしまう一人だ。先生も、同級生たちも、誰もが見て見ぬふりをしているから。社会の大きな流れと同じで、誰も止められないから。それによって教室の秩序が保たれ […]
戦後を貫く脚本家の視線(後編)

戦後を貫く脚本家の視線(後編)

Interview:山田太一(2/2) 山田太一:昭和九年(一九三四年)、東京浅草五区に生まれる。両親は大衆食堂を経営していた。小学三年生の時に縁故疎開で神奈川県湯河原町に転居。小田原高校を経て早稲田大学教育学部国語学科 […]
芸術作品としてのポツダム宣言─レディメイド文学の提唱─

芸術作品としてのポツダム宣言─レディメイド文学の提唱─

Interview:三浦俊彦 三浦俊彦:昭和34年(1959年)長野県生まれ。都立立川高等学校卒業後、東京大学文学部美学芸術学科を卒業。和洋女子大学教授。美学・哲学の研究者で小説家。代表作に『M色のS景』、『この部屋に友 […]
伝統と現代(前編)

伝統と現代(前編)

Interview:観世銕之丞(1/2) 観世銕之丞: 昭和三十一年(一九五六年)、八世観世銕之亟静雪[静夫](人間国宝)の長男として東京に生まれる。本名・観世暁夫(あけお)。伯父の観世寿夫と父に師事。三十五年(五九年) […]
辻原登 小説文学を語る(前編)

辻原登 小説文学を語る(前編)

Interview:辻原登(1/2) 辻原登: 昭和二十年(一九四五年)、和歌山県印南町に生まれる。十代の頃から小説を書き始め、平成二年(一九九〇年)、『村の名前』で芥川賞を受賞。その後『翔べ麒麟』で読売文学賞、『遊動亭 […]
果てしない演技への旅 (前編)

果てしない演技への旅 (前編)

Interview:市原悦子(1/2) 市原悦子: 女優・声優。高校時代に演劇部に所属し、卒業後、俳優座養成所に入所。昭和32年(1957年)に俳優座に入団し、『りこうなお嫁さん』で舞台デビュー。同年、新劇新人推賞受賞。 […]
DiVaから日本語の詩(うた)が聞こえてくる-谷川賢作、DiVa新譜を語る

DiVaから日本語の詩(うた)が聞こえてくる-谷川賢作、DiVa新譜を語る

Interview:谷川賢作 谷川賢作: 昭和35年(1960年)、俊太郎と大久保知子の間に生まれる。玉川学園高等部卒業後、音楽家として活動し始める。映画『鹿鳴館』(昭和61年[1986年])で作曲家デビュー。平成8年( […]
詩と音楽への旅 (前篇)

詩と音楽への旅 (前篇)

Interview:谷川俊太郎&谷川賢作(1/2) 谷川俊太郎: 昭和6年(1931年)、哲学者で文芸評論家の徹三と母多喜子の間に生まれる。昭和27年(1952年)に処女詩集『二十億光年の孤独』で詩壇デビューする。抒情詩 […]
第4回 逸脱路線図(上)

第4回 逸脱路線図(上)

桜井はパソコン販売会社の債権管理部で働いている。営業部からの配置換えで、いわば左遷だ。今日も彼は債権の取り立てに出かけていく。暴力と性欲を押し殺して生きる普通のサラリーマンとして。日常の狂気に取り憑かれたごくありふれた社 […]
音楽と絵画への旅 (前篇)

音楽と絵画への旅 (前篇)

Interview:ミッキー&ミニー吉野(1/2) ミッキー吉野: 1951年神奈川県横浜市生まれ。4歳でピアノを習い始め、10代から横浜本牧近辺の米軍キャンプなどで演奏を始める。17歳の時にゴールデン・カップスに加入し […]
【特別インタビュー】生誕100年 寺田政明展

【特別インタビュー】生誕100年 寺田政明展

特別インタビュー:寺田農 俳優、声優・ナレーター、エッセイイスト、東海大学特任教授。1942年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。 洋画家・寺田政明の長男として東京の旧池袋モンパルナス芸術家村に生まれ、早稲田大学中退 […]
ケルトへの旅 (前篇)

ケルトへの旅 (前篇)

Interview:鶴岡真弓(1/2) 美術文明史家。多摩美術大学芸術学科教授・芸術人類学研究所所長。早稲田大学大学院修了後、アイルランド、ダブリン大学トリニティ・カレッジに留学。処女作『ケルト/装飾的思考』で、わが国に […]
第1回 失脚したワタル・ヒトラー

第1回 失脚したワタル・ヒトラー

星野ワタルはヨシエと離婚したあと、家を出ていくと言いながらグズグズと居座り、ヨシエの再婚相手の薄井とその子供の美夏と暮らしている。愛とも未練とも違うヨシエへの想い。あっさりとワタルの存在を受け入れる薄井と美夏。かつて夫婦 […]
世界を書き尽くすための旅(前篇)

世界を書き尽くすための旅(前篇)

Interview:夢枕獏(1/2) 日本を代表するベストセラー作家。一九五一年、神奈川県小田原市生まれ。七七年、筒井康隆氏が主宰する同人誌『ネオ・ヌル』にタイポグラフィック作品『カエルの死』を発表。『奇想天外』八月号に […]
川を読む (前篇)

川を読む (前篇)

Interview:野田知佑(1/2) 作家、カヌーイスト。1938年熊本県生まれ。早稲田大学文学部英文科卒業。 「川遊びカヌー」を提唱する、日本におけるツーリング・カヌーの草分け的存在。国内をはじめ、海外のユーコン川、 […]
『贋物師―フェイク・マスター』(第01回)

『贋物師―フェイク・マスター』(第01回)

骨董に興味を持ち始めた私は、西麻布にある小さな骨董屋の店主と知り合いになる。店主が持っている勾玉の噂を聞きつけて買いに来た客との会話を、聞くともなく聞いていた私は、「一種の預かり」だから売れないという店主の言葉に興味を抱 […]
『多摩川左岸』(第01回)

『多摩川左岸』(第01回)

二十八歳の貴志は、多摩川に近い私鉄沿線の古ぼけたアパートで、二十五歳の由美と同棲していた。不眠症で悩む貴志がまれに訪れる眠りに身体を委ねていた土曜日の朝に、由美が「お買い物いってくるからね」と言い残して出かけたまま、交通 […]
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第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募・・・

    第04回 金魚屋新人賞 応募要項 主催・金魚屋プレス日本版    金魚屋新人賞の目的は、新たな文学のヴィジョンを持ち、作品によって文学の世界を変えてゆける優れた作家を一人でも多く世に […]
No.027 角川短歌 2016年04月号

No.027 角川短歌 2016年04月号

     四月号の歌壇時評・阿波野巧也さんの「『砂丘律』を中心に仕事と日常のことを考えてみた」を読んで馬場あき子さんを筆頭とする長老歌人たちが手こずっているのはこれですかと思ってしまいました。阿波野さ […]
『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
No.156 コピーフェイス

No.156 コピーフェイス

NHK ドラマ10 金曜 22:00~(放送終了)      海外作品である原作がある。タイトルからして、そうである。類似の作品をいくつか読んだ気がする。それらは傑作の呼び声があったものだが、この原作 […]
No.058 月刊俳句界 2016年05月号

No.058 月刊俳句界 2016年05月号

     春で四月号ということもあって、『桜に魅せられた俳人、歌人』という特集が組まれている。編集部のリード文には「日本の詩歌と世界の詩歌との大きな違いは何か? それは日本には〝桜の詩人〟が多いことで […]
No.026 角川短歌 2016年03月号

No.026 角川短歌 2016年03月号

     先月号から「対談 31文字の扉――詩歌句の未来を語る」が始まっていて四月号は馬場あき子さんと宇多喜代子さんです。宇多さんは昭和十年(一九三五年)生まれの俳人で桂信子さん主宰の「草苑」に参加さ […]
No.099 オール讀物 2016年03月号

No.099 オール讀物 2016年03月号

     アテクシの会社ではそろそろ勤務評価の季節なのよ。上司が部下を四段階で評価するわけね。評価ランクを上からA、B、C、Dとすると、Aは全体の五パーセントくらいね。最優秀賞よ。Bは八十五パーセント […]
No.097 文學界 2016年03月号

No.097 文學界 2016年03月号

     印象が薄いのではっきりした記憶がないが、ちょっと前から文學界の巻頭ページがリニューアルされている。かなり長い間、文學界巻頭には一ページの詩が掲載されていた(もちろんモノクロ)。文學界の読者は […]
No.007 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

No.007 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
No.155 運命に似た、恋

No.155 運命に似た、恋

NHK ドラマ10 金曜日 22:00~(放送終了)      テレビドラマは因果なものだ、という意味のことをしばしば書いてきた。が、このところ少し違う気がしはじめている。因果なのはこの時代の表現その […]
No.026 死者たちを詠うということ―福島泰樹歌集『哀悼』

No.026 死者たちを詠うということ―福島泰樹歌集『哀悼』

書名:『哀悼』福島泰樹著 発行:皓星社  初版発行:2016年10月30日 定価:2,000円(税別)      『哀悼』は福島泰樹さんの二十九冊目の歌集です。処女句集『バリケード・一九六六年二月』が […]
No.001 『人=家=人』[横書版]

No.001 『人=家=人』[横書版]

ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]
『レプリカ』(前篇)[横書版]

『レプリカ』(前篇)[横書版]

「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]
No.011 非日常の昂揚感

No.011 非日常の昂揚感

一.Pファンク・オールスターズ    さあ、新年あけました。もう、あけちゃった。畜生、あけやがって。人それぞれ感じ方は色々、国によっちゃ時差もあるけど、あけない人はいない。即ち、この世に明けぬ夜は無し――。わざ […]
No.003 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(下)

No.003 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(下)

    なにも語らずなにも願わずわれとわが貧しき夢と君のほかには 寂寞を友とし生きるからまず空を凝視することより始む 断念の後(のち)は笑って生きるのだ睦月如月弥生三月 かの女探してくれよ新宿の空に揚 […]
No.002 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(中)

No.002 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(中)

     歌状況は挽歌の時代に突入した。すなわち、六〇年代短歌にはいまだ可能であった行為する者としてのわれは、そこにはない。また呼びかけるべき他者〈他者=われわれ〉という図式もそこにはない。つまり、呼 […]
No.001 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(上)

No.001 短歌の根はどこにあるのか-福島泰樹短歌絶叫(上)

     福島泰樹の短歌は、現代短歌にとって喉元に刺さった棘のようなものなのではないかと思う。福島は一九七〇年の安保闘争の時代に歌壇に現れた。そのため左翼系の詩人だと思われがちだが、あの時代、創作者を […]
『証拠物件』(第09回)

『証拠物件』(第09回)

コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]
第11回 雲/光/傘

第11回 雲/光/傘

「僕が泣くのは痛みのためでなく / たった一人で生まれたため / 今まさに  その意味を理解したため」 「僕」は観念として世界に対峙する。孤独から滲む透明な抒情──。「僕」とは切り取られた世界そのものでもある。画像によっ […]
『ツルツルちゃん 2』(第21回)

『ツルツルちゃん 2』(第21回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
『ツルツルちゃん 2』(第21回)

『ツルツルちゃん 2』(第21回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
『ゆめのかよひじ』(第11回)

『ゆめのかよひじ』(第11回)

おとうさんがいなくなった。あたしにはその理由がわからない。おかあさんは仕事で疲れて不機嫌で、おにいちゃんは毎日テレビばかり見て過ごしている。あたしがおとうさんに会えるのは夢の中でだけ。でも夢の中には〝やみ〟がひそんでいる […]
お菓子な殺意(第05回)

お菓子な殺意(第05回)

パティシエを目指していた彩子は、ある罪を犯した怖れから逃げ隠れして暮らしている。行き着いた先は、人気が陰りをみせた歌手・カオルの付き人の仕事。だが不運はつきまとい、ついに運命の大事件へと…。詩人・小原眞紀子の原案が甘やか […]
定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌

Interview:福島泰樹インタビュー 福島泰樹:昭和18年(1943年)、東京御徒町のガード沿いの大原病院で生まれる。父・信一郎は東京市下谷区入谷感応寺の住職。一歳の時に母・道江が病死。駒込学園中等部・高等部を卒業し […]
No.006 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

No.006 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(横書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
No.006 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

No.006 鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』(縦書)

金魚屋プレスより2017年春頃刊行予定の鶴山裕司著『夏目漱石論-現代文学の創出』を先行アップします。なお本書は近代文学批評『日本近代文学の言語像』三部作の中の一冊で、『日本近代文学の言語像Ⅰ 正岡子規論-日本文学の基層』 […]
歌誌について

歌誌について

     歌壇も俳壇と同様に結社中心です。ただ俳壇とは異なり現在では結社所属歌人と無所属歌人は数だけ見れば拮抗し始めています。俳壇でも同様の現象が起こっていますが俳壇は恐らく今のまま結社中心であり続け […]
『偏態パズル』(第98回)

『偏態パズル』(第98回)

偏った態度なのか、はたまた単なる変態か(笑)。男と女の性別も、恋愛も、セックスも、人間が排出するアノ匂いと音と光景で語られ、ひしめき合い、混じり合うアレに人間の存在は分解され、混沌の中からパズルのように何かが生み出される […]
No.048 『もりのなか』マリー・ホール・エッツ著

No.048 『もりのなか』マリー・ホール・エッツ著

     この本については、前に書かなかったっけ、とページを見返してしまった。なぜそんなことを思うのか。あまりに多くの人がこの本について言及していて、それが自分の言葉だったように勘違いするのか。そんな […]
第055回 魔法使いのクートラスおじさん(後半)

第055回 魔法使いのクートラスおじさん(後半)

『ブルターニュの老女』 縦八一×横五四センチ 油彩 一九六七年 『Robert Coutelas 1930-1985』(エクリ)より   『月の光の住人たち』 縦一一六×横八〇センチ 油彩 一九六七年 同 &n […]
第054回 魔法使いのクートラスおじさん(前半)

第054回 魔法使いのクートラスおじさん(前半)

『Robert Coutelas 1930-1985』(エクリ)より      ちょうど去年の今頃ロベール・クートラスについて書いた。というかクートラスについて書くのは今回で三度目だ。最初に見た渋谷の […]
第七回 新しい黒

第七回 新しい黒

第七回 新しい黒 『マルタの鷹』(1941年 アメリカ映画)ポスター 監督ジョン・ヒューストン      黒い衣装というのは不思議なもので、似合わないひともあまりいないだろうに、シックな(個人的には、 […]
No.025 ベランダに住む正義/ミントの話/ロンドンは今日も満室です

No.025 ベランダに住む正義/ミントの話/ロンドンは今日も満室・・・

「詩人と呼ばれる人たちに憧れている。こんなに憧れているにもかかわらず、僕は生まれてこのかた「詩人」にお会いできた試しがない。・・・いつか誰かが、詩人たちの胸ビレ的何かを見つけてくれるその日まで、僕は書き続けることにする」 […]
神違え(第10回 最終回)

神違え(第10回 最終回)

「天の岩戸が開いた」。マンションの隣り、または上階の人々が権力と偉大さの幻想と重なり合い、暗黒の陰謀が重層化する。ご近所から世間へ、そして巨悪の足元へと、無意義の波はひたひたと押し寄せ、現実を歪めてゆく…。詩人にしてスト […]
No.057 月刊俳句界 2016年03月号

No.057 月刊俳句界 2016年03月号

     『魅惑の俳人』で久保田万太郎の特集が組まれている。万太郎は明治二十二年(一八八九年)東京雷門生まれで、昭和三十八年(一九六三年)に満七十四歳(万太郎の意識では数え年の七十五歳だったろう)で没 […]
『ツルツルちゃん 2』(第20回)

『ツルツルちゃん 2』(第20回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]
『ツルツルちゃん 2』(第20回)

『ツルツルちゃん 2』(第20回)

イケメンチンドン屋の、その名も池王子珍太郎がパラシュート使って空から俺の学校に転校してきた。クラスのアイドル兎実さんは秒殺でイケチンに夢中。俺の幼なじみの未来もイケチンに夢中、なのか? そんでイケチンの好みの女の子は?  […]

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  • 『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

    『ツルツルちゃん 2』(第22回 最終回)

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  • No.001 『人=家=人』[横書版]

    No.001 『人=家=人』[横書版]

    ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]

  • No.001 『人=家=人』[縦書版]

    No.001 『人=家=人』[縦書版]

    ヨーロッパで異言語に囲まれて日本語で書くこと。次々と場所を移動しながら書き続けること。パッチワークのように世界はつながってゆく。モザイク模様になって新しい世界を見せてくれる。そこに新しい文学と新しい作家の居場所が見つかる […]

  • 『レプリカ』(前篇)[横書版]

    『レプリカ』(前篇)[横書版]

    「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]

  • 『レプリカ』(前篇)[縦書版]

    『レプリカ』(前篇)[縦書版]

    「作っちゃったんだ」「そうか、作っちゃったんだ」 元彼の奥沢くんはあたしのレプリカを連れていた。あたしと別れてから、あたし髪の毛なんかで作ったレプリカ。あたしのこと、そんなに好きなの? でもなぜ奥沢くんと別れちゃったんだ […]

  • 『証拠物件』(第09回)

    『証拠物件』(第09回)

    コウタは大学三年生で、幼なじみのシュンジと〝本部〟に溜まって目的もなく毎日を過ごしている。本部は安アパートの一室。仲間のために部屋を借りたのは二年先輩のボスだ。高校生時代からコウタとシュンジはボスに憧れてきた。その怜悧さ […]

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  • 『レプリカ』(前篇)[横書版]

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