金魚屋から『夏目漱石論――日本近代文学の言語像Ⅱ』を好評発売中の、鶴山裕司さんの『美術展時評』『No.082~87』をアップしましたぁ。6連投ですね。溜まっていた美術展批評をダーッと書いて送っていただきました。今月は掲載できなかったコンテンツもあるので、多分、来月の後半にアップします。
詩人さんには美術が好きな人が多いです。西脇順三郎はたくさんの絵を描き残していますし、瀧口修造は社会的には美術批評家でした。デカルコマニー作品もあります。なぜ詩人は絵が好きなのかと鶴山さんに聞いたことがありますが、『小説家などよりも、言葉が曖昧で頼りないということを強く意識させられるのが詩人だから、しっかりとした形のある美術が好きなんだろうな』といった意味のことをおっしゃっていました。
もう終了している展覧会の批評が多いですが、これだけの数の美術展を見るだけでも大変です。また優れた美術作品には強い魅力がある。解説付き美術展としてお楽しみいただければと思います。
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.082 『興福寺中金堂再建記念特別展 運慶』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.083 『生誕140年記念特別展 木島櫻谷 近代動物画の冒険』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.084 『特別展 仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.085 『アラビアの道 サウジアラビア王国の至宝』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.086 『東京⇄沖縄 池袋モンパルナスとニシムイ美術村』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.087 『長谷川利行 七色の東京』展』 ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 第6、7回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 金魚屋の本 ■