鶴山裕司 連載エッセイ『言葉と骨董』『No.084 柏木貨一郎旧蔵『法隆寺金堂天蓋瓔珞玉』』、安井浩司研究 No.033 安井浩司『創作ノート 1968-73』(一)、連作詩篇『聖遠耳 日日新』No.019『限りなく死に近い場所から』をアップしましたぁ。石川、編集後記を書くの、忘れておりました。すいません。
今回の『言葉と骨董』は面白かったですね。鶴山さんが書いているのは、美術館や博物館にモノが収蔵されてガラス越しに見て「すんごいねぇ!」と言うのは簡単だということです。特に今回の柏木貨一郎旧蔵大仙陵古墳出土物のようなモノはそうです。パッと見、誰が見たってゴミ。詳しい由来や説明がなければこんなもんに大金を払う人はいない。だけど必ずそんなゴミの中から真価を見出す人がいる。
鶴山さんは大山古墳発掘物は買わなかったわけですが、それでも柏木旧蔵品を七点買っておられる。柏木旧蔵の法隆寺金堂天蓋瓔珞玉を紹介しておられますが、この品、真偽不明です。本物なら国宝の一部、贋作(柏木の目違い)ならゴミ。でも買わなきゃ何も始まらない。柏木旧蔵品はあと4点あって2点が古代布、2点が正倉院関連だそうです。うーん怪しい(爆)。古代布や、ましてや正倉院関連遺物が遺っているわけがない。でも楽しみであります。んで鶴山さん、まーた重信論の連載落としましたね。しっかりしてくらはい。
■鶴山裕司 連載エッセイ『言葉と骨董』『No.084 柏木貨一郎旧蔵『法隆寺金堂天蓋瓔珞玉』』■
■鶴山裕司 安井浩司研究 No.033 安井浩司『創作ノート 1968-73』(一)■
■鶴山裕司 連作詩篇『聖遠耳 日日新』No.019『限りなく死に近い場所から』縦書版■
■鶴山裕司 連作詩篇『聖遠耳 日日新』No.019『限りなく死に近い場所から』横書版■
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