『りょんさんのときどき集中連載』『世相をわらう14―年末スペシャル(続)もたもた政権が我らを救う』をアップしましたぁ。今年最後のコンテンツはりょんさんのときどき集中連載です。社会時評です。岸田政権について書いておられます。
岸田さんのもたもた加減っていうのは、官僚としてならヒドイ事務処理能力ってことで終わりかもしれない。知識がなくて、それで判断のスピードに欠ける、何もわかってない、と。だけど、そのわかってなさ加減を時間稼ぎに利用するうち、事態の変化が生まれるってこと、あるんじゃないか。それが政治的振る舞いってものかもしれない。
りょん
こういう視点は政治批評に必要でしょうね。Twitterをチラチラ見ていると、あれしてくれこれしてくれ、すぐにやってくれというリクエストが多いわけですが、日本社会全体という大きな車はそう簡単には動かせない。性急にやると必ず制度の穴ができてそれを悪用する連中が出てきます。最低でも大きな穴は埋めておかなければなりません。またりょんさんが言うとおり、もたもたしているうちに問題点が出揃うこともあります。
テレビなんかを見ていてもオピニオンリーダーとかは比較的若い人が多くなっています。中年や高齢者は〝時代遅れ〟という感じであまり歓迎されない。先が見えない時代ですから、若い世代に期待が集まっているということでしょうね。ただま、文学の世界では若い世代でもんのすごく優れた作家が出てくる気配があまりありません。それがリアルなところなんじゃないかという気がします。そう簡単に先が見通せるなら世話はない。
若者にも年長者にもメリット、デメリットがあります。若者の性急さが物事を動かすこともあります。また年長者は腰が重いかもしれないけど物事を多方面から観察してよい落とし所を見つけ出すこともある。文学金魚は若い作家にも年長作家にも期待しています。みなさまよいお年を!。
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