『りょんさんのときどき集中連載』『世相をわらう7―女のステークホルダー』をアップしましたぁ。丸川珠代大臣の「ステークホルダーの存在があるので、組織委員会としてはそれを念頭に置いて検討すると思う」という発言を枕に女性の政治性(のようなもの)について書いておられます。「我々から見たときの感じがいいか悪いかは別として、それがもたらす結果を見通せるのが賢いってことだろうけど、特に女の政治家は賢くないとやっていけない」と書いておられますがその通りでしょうね。
長くきちんと仕事を続けていこうと思ったら、自分の職分をわきまえて、目立たないようにちょっとずつ、ちょっとずつ何かをずらしていくようにする。それしか方法はない。そういうやり方でなければ、女の政治家は自分を支援してくれる人たちに本当に実質的な見返りを与えることなんかできない。パフォーマンスだけで蓋開けたら空っぽでした、っていうのが一番みっともないよね。男でも女でもさ。女性のステークホルダーは、そんなもんに騙されないから。賢い女性の政治家も、そういう立場からキャリアを積んできたわけだから、よくわかってんじゃないの。
りょん
りょんさんが書いておられることは、ある程度は男性的な世界にも当てはまるでしょうね。対立するだけが能じゃないってことは確かにある。「うんうんわかったその通り。でもなぜその通りなんでしょうね。よーく考えてみましょうか」で何かを変えてゆくこともできます。文学金魚の方針を定める際にも役立つエッセイです。参考にさせていただきます(笑)。
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