寅間心閑の肴的音楽評『寅間心閑の肴的音楽評『No.107 痛快』』をアップしましたぁ。今回はブランキー・ジェット・シティ、人生(ZIN-SAY!)、タニア・マリアが酒の肴です。寅間さんはあらゆるジャンルの音楽をお聴きになりますが、強いて言うとロックではパンクがお好きなようです。
それはなんとなくわかるなー。石川、軟弱少年だったので、日本のロックが不良、バイク、リーゼントに結びつくのが腑に落ちなかったんですが、ロックに若年層の若さの爆発という面があるのは確かだと思います。それが原点だと言っていいかも。簡単に言うと大音量を出して大暴れしたいという欲望。セックス・ピストルズが神格化されるわけですね。計算されたパンクだとも言われますがそうは思えない。まーヒドイバンドでした(笑)。
もちろんそれだけではないんですが、原点的な暴力性(音楽的にという意味ですよ)を持つバンドは愛される。ブランキー・ジェット・シティもそんなバンドでした。演奏技術は確かでしたがストレートで荒削りの印象を与えた。ギターでボーカルの浅井健一は若い頃のボブ・ディランによく似てたなぁ。本人もそう言われることがあると言っていたような。詩のレベルも高かったです。あ、過去形は失礼で今も、であります。
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