佐藤知恵子さんの文芸誌時評『大衆文芸誌』『小説すばる 2021年04、05月号』をアップしましたぁ。急にえっらい暑くなりましたね。石川、お年のせいか、年々太陽の直射日光がキツくなっているような気がします。子供の頃は昼間から外で遊び回っていましたが、今はもうムリかも。こりは石川の年のせいなのか、それとも異常気象のせひなのか。どちゃらにしても、夏におんもで遊ぶときは注意が必要なやうです。
今月は佐藤知恵子さんにちょいと頑張っていただきました。また数本コンテンツが残っているので、それは来月以降に。文芸誌には前号の内容を振り返るとか、同人誌批評とかが載っていますが、文学金魚のスタンスはそれとはちょいと違います。必ず掲載された小説の一作(時には二作)を取り上げ、それをきちっと批評します。
佐藤さんはノリが軽いですが、石川が読んでいても、けっこうキツいことをお書きになっている。その目的は優れた小説とはなにか?といふテーマに収斂します。小説家でもないくせに、という批判は基本御法度です。作家が批評家を兼ねるのは珍しい。外から、岡目八目から見て、今現在の小説の問題点を指摘するのが批評の一つの役割です。小説は99パーセント技術です。佐藤さんの批評をお読みになっていれば、小説の技術と内容がどうリンクしているのか、漠然とであれわかってくるはずです。
■ 佐藤知恵子『大衆文芸誌』『道尾秀介「名のない毒液と花」』(小説すばる 2021年04月号) ■
■ 佐藤知恵子『大衆文芸誌』『相川英輔「瑞獣と祈り」』(小説すばる 2021年05月号) ■
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