金魚屋から『夏目漱石論―現代文学の創出(日本近代文学の言語像Ⅱ)』を好評発売中の、鶴山裕司さんの『美術展時評』『No.112『もうひとつの江戸絵画 大津絵』展』『No.113『河鍋暁斎の底力』展』をアップしましたぁ。今回はお忙しかったのか、原稿がギリギリでしたね。原稿は余裕をもって書きませう(笑)。ま、間に合ったのでよござんす。
美術館は権威があるので、ありがたく拝見するのが基本です。ただ背後には人間がいるわけで、どうしたって出来不出来が生じます。美術展では美術館ごとの癖もありますし、内容から見た出来不出来もあります。鶴山さんの美術展時評は今回で113回になりますが、そのくらい美術展を見ておられると、原稿を読めば自ずと当該美術展の質もわかってきます。
今回鶴山さんが取り上げた東京ステーションギャラリーは、東京駅の丸の内口側にある比較的小規模の美術館です。以前ルート・ブリュック展を取り上げておられましたな。独自というより意欲的な美術展を開催する数少ない美術館です。恐らく優れた学芸員がいらっしゃるんでしょうね。『河鍋暁斎』展は来年2月まで開催されています。ご興味のある方は是非足を運んでください。
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.112『もうひとつの江戸絵画 大津絵』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.113『河鍋暁斎の底力』展』 ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 金魚屋の本 ■