金魚屋から『夏目漱石論――日本近代文学の言語像Ⅱ』を好評発売中の、鶴山裕司さんの『美術展時評』『No.088~91』をアップしましたぁ。4連投です。鶴山さんの文章はこなれてきたなぁ。石川が読んでいても一皮剥けたという気がします。このくらい楽しげに、そして要点を抑えた文章が書ければほぼ言うことなしです。
今月から鶴山さんには長篇詩『聖遠耳』を連載していただいていますが、これは一週間ほどの入院期間に書かれた2000行ちょっとの詩です。かなり執筆ペースが上がっていますね。表現したいことと書く能力との間で、折り合いがついてきたということだと思います。こうう作家は強いな。ほっといても作品は量産できます。
ただま、美術評論などは鶴山さんの書きたい書きたいあー書きたい欲求のガス抜き仕事でありまして、石川は子規論の方をせっついております。こちゃらはもうすぐ子規school篇に入るようです。子規論は二部構成で、第一部が子規論、第二部が子規派作家論になります。
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.089『横山大観』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.090『高山辰雄』展』 ■
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.091『オットー・ネーベル』展』 ■
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■ 第6、7回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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