鶴山裕司さんの美術展時評 No.127『国宝 東京国立博物館のすべて』展をアップしましたぁ。詩集『おこりんぼうの王様』『聖遠耳』、評論集『正岡子規論-日本文学の原像』を好評発売中の鶴山さんの美術批評です。今回も会期ギリギリでしたが間に合ったのでよしとしませう。美術コンテンツが混じるとやっぱり華やかになります。石川、美術系コンテンツを楽しみにしているのであります。ポスターでは12月11日までとなっていますが、『国宝』展は18日まで会期が延長されました。
今回は東博開館150周年記念で、東博所蔵の国宝を一挙展示した展覧会です。鶴山さんは『今回は一点だけ取り上げても本一冊書ける国宝を並べたわけだから物同士にほとんど繋がりはない。また国宝が東博のすべてではないので文字通り開館150年の顔見せ自祝展だった』と書いておられます。が、『気楽に楽しめる展覧会である。ただしホントに凄い物が展示されております』とも追記しておられます。まったくその通りですね。
石川、美術展にはたまーに行くのですが、書がどうも苦手。どうすりゃいいんですかと鶴山さんに聞いたら『慣れ』と返ってきました。文字が読めなくてもたくさん書画を見るとなんとなく時代特有の雰囲気はわかるということらしひ。じゃ鶴山さんの苦手なものはなんですかと聞いたら『刀剣』と即答でした。どーも刀とか鎧は苦手らしい。さらに理由を尋ねたら『文弱の徒だから』と返ってきました。それは冗談でしたが原理主義的な所のある人なので人斬り包丁や戦いの道具として作られた物はイマイチらしいですよ(笑)。
■ 鶴山裕司 美術展時評 No.127『国宝 東京国立博物館のすべて』展 ■
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