遠藤徹さんの連載マンガ『キノコの森』(第16回)&『えくすぽえめんたる』(第02回)、連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第02回)をアップしました。絵に描いたような多彩な作家、遠藤さんのマンガ2本に小説1本のアップです。この作家はマルチジャンル作家というよりマルチタスク作家ですね。ホントに現代的作家であります。
『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』は今回は梶井基次郎『檸檬』です。この小説は教養小説でもあります。版権などの問題はありますが、電子媒体にぴったりの小説です。『虚構探偵』に導かれるようにオリジナルテキストを読んでゆくことができそうですね。
石川、電子出版にいまひとつ積極的になれないわけですが、その理由は紙媒体のサブとして電子媒体が位置付けられているからです。言い換えると電子媒体〝でなければならない〟理由が、特に文学作品の場合、あまり見当たらない。情報系出版なら早さを競うわけですから電子媒体の方がいいですけどね。しかし『虚構探偵』は電子媒体の可能性を感じさせます。いろんな意味で遠藤さん、パイオニア作家かもしれません。
■ 遠藤徹 新連載マンガ『えくすぽえめんたる』(第02回) ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第02回)縦書版 ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第02回)横書版 ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■