遠藤徹 連載小説『ビューチーコンテストオ!』(第08回)をアップしましたぁ。今回は「オッド・ヒューマン(虹彩異色片鰭足有翼有鰓緑髪二形)」。味わい深いですねぇ。てか、このフレーズ〝どこにでも行くドスコイか〟。石川、すぐ影響されます(笑)。
フェミニスト活動家・橋田由香のカミングアウトは面白い。光合成する緑の地毛、切除された翼の痕跡、水かき、エラ、そして生物学的に男女双方の性を持つという身体。彼女は単なるフェミニズムの論客である以前に、人間の定義そのものをはみ出した存在として自らを語ります。
フェミニズムは言うまでもなく人間の尊厳と平等を求める重要な思想的営みです。かつて「woman」が「man」から逸脱した存在として定義されていたという歴史は、いまなお私たちが向き合うべき問題を提起しています。しかし同時にフェミニズムが特定のイデオロギーに硬直し、異なる差異を排除する方向に働くとき、それは自らが批判した抑圧の構造を反転再生産しかねません。遠藤さんはそのことを橋田由香というキャラクターを通じて鮮やかに問いかけています。遠藤ワールド全開の回です。ぜひお読みください。
■遠藤徹 連載小説『ビューチーコンテストオ!』(第08回)縦書版■
■遠藤徹 連載小説『ビューチーコンテストオ!』(第08回)横書版■
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