寅間心閑 連載小説寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第50回 最終回)をアップしましたぁ。連載完結です。京都タワーの灯りが点く前に、それぞれが自分の場所へと歩き出すという幕切れはいかにも寅間さんらしい。さりげなくて余韻が残る。
主人公が過去に深く関係した男女がホテルロビーのカフェに集合する。悪友もいるし、のっぴきならない関係だった女性もいる。緊迫感ある場面なのですが、重大局面でも小さな出来事が次々に割り込んでくる。その積み重なりの中でしか見えてこないものが、家族の本当の姿だということでしょう。
前回の編集後記で絶対他者について書きました。コケモモはそういう他者でした。再会によって謎が解けるというか、否応なく過去と向き合わされるわけですが、彼女はくるりと背を向けて去って行った。その軽みの中に連載を通じて積み上げてきたものが詰まっていると思います。妻の妊娠と子どもが主人公を変えた。それが何かはまた作品を読んでお楽しみください。寅間さん、連載おつかれさまでした!
■寅間心閑 連載小説寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第50回 最終回)縦書版■
■寅間心閑 連載小説寅間心閑 連載小説『オトコは遅々として』(第50回 最終回)横書版■
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