寅間心閑の肴的音楽評『No.051 大人になりましょう』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 新連載小説『もうすぐ幕が開く』(第11回)をアップしましたぁ。寅間さんにとって立ち飲み屋は給水所なんですな(笑)。音楽評でRC、ピチカートを取り上げておられますが、どちらも前向きです。これはミュージシャンの性格なのか世代的なものなのか。今のちょっと後ろ向きの社会には必要な音楽かもしれません。
『もうすぐ幕が開く』では越路吹雪先生登場です。石川もだいぶお年ですが、石川にとっても越路先生は一昔、二昔前の大スターだなぁ。ただ特別なスターであるのは言うまでもありません。シャンソンが多くの日本人の心を捉えた時代があったんですね。
最近の本の奥付は、西暦で表記されるのが一般的になっています。平成の後期から和暦を使うことが少なくなっていったんですね。しかし昭和の頃はそうではなかった。太平洋戦争終戦は昭和20年です。西暦では1945年ですが、ほとんどの日本人が昭和20年を心に刻んだ。そういった記憶が昭和という和暦が長く使われた理由になっています。
時代の流れには淡い濃いがあり、人によっても違いますし、社会にとっても違います。長い目で時代の流れを見れば、昭和の初期から終戦までは濃い時間が流れていた。そういった時代に活躍したスターたちは特別です。越路吹雪と言われてピンとこなくても、ちょっと調べればその特別さはすぐわかります。『もうすぐ幕が開く』を読めばその理由はわかります。
■ 寅間心閑の肴的音楽評『No.051 大人になりましょう』 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第11回)縦書版 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第11回)横書版 ■
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