池田浩さんの『大学文芸誌時評』『田村初美「とぼくれホタル」他(No.027 三田文學 2020年春季号)』&文学金魚ちゃんねる『石川良策、文壇・詩壇を斬る!』『Vol.3 意外と知らない!? 文学賞応募の必須知識』をアップしましたぁ。
池田さんも『大学文芸誌時評』『三田文學』で新人賞受賞作品を取り上げておられますが、文学金魚新人賞の〆切が5月31日に迫ってきました。今回は前回よりもう少し踏み込んで文学新人賞応募の必須知識についてお話させていただきました。文学金魚は年2回公募ですので、今回の応募に間に合わない方も是非参考にして次回以降に応募していただければと思います。
文学新人賞は応募なさる側も選ぶ側もなかなか難しいところがあります。応募する側は受賞すればラッキー、落選すればガッカリということになります。しかし新人賞は登竜門ですから、なぜ受賞できたのか、なぜ落選したのかを考えなければ次のステップには進めません。また選ぶ側は新しい才能を求めているので出たとこ勝負です。こんなタイプの作品を求めていると決め打ちはできません。ただ現代は情報化時代ですから、できるだけ情報を開示して応募側、選考側の意思疎通を図りたいと思います。
人間が持っている才能は決定的だとも言えますし、相対的だとも言えます。ただ天才――つまり生まれ落ちた時から特権的才能を持っている人はいません。努力して才能は身につき開花するものです。人間の才能はほんのちょっとの差だとも言えるわけです。このほんのちょっとの差が決定的になったりするわけですが、どうすれば決定的な差としての才能を得られるのかは、情報量の差でもあったりします。こうすれば良いという方向がわかればムダな回り道をしなくても済むかもしれません。そのためにも文学金魚ちゃんねるを参考にしていただければと思います。
■ 池田浩『大学文芸誌時評』『田村初美「とぼくれホタル」他(No.027 三田文學 2020年春季号)』 ■
■ 文学金魚ちゃんねる『石川良策、文壇・詩壇を斬る!』『Vol.3 意外と知らない!? 文学賞応募の必須知識』 ■
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■ 第8回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第08回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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