文学金魚では、YouTube の「文学金魚ちゃんねる」でも情報を発信することになりました。ごく一般的な文学関連情報のほか、文学金魚の著者によるコンテンツ、それに美術や音楽、インタビューなどの様子も動画で発信していきます。
今回は前回に引き続き、純文学と大衆文学の違いについてお話させていただきました。この両者の違いは内容面の違いだけでなく、現実文学制度の角度からも考える必要があります。
またわかりやすいので、純文学と大衆文学の現実制度的区分を、芥川賞と直木賞で説明しました。ごく基本的なことをお話しましたが、漠然と知っているだけで、これらの有名賞の成り立ちや性格についてご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
皆さん情報がいかに重要なのかは、よくご存じだと思います。文学作品は書くだけで完結するわけではありません。新人でこれから世の中に出てゆこうとする方にとって、今、どんな形で文壇や詩壇が動き、時に制度に近い形で成立しているのかを知るのはとても重要です。
もちろん制度を外れてやるんだという方がいらっしゃれば、それは心強い限りで新たな才能を感じますが、それにしても外れるための元の制度を知らなければ、空回りしてしまいます。文章で読むより動画の方が気楽に聞き流せてわかりやすい面もありますので、ボチボチと文壇・詩壇の内実についてお話してゆこうと思います。
■ 文学金魚ちゃんねる『石川良策、文壇・詩壇を斬る!』『Vol.2 純文学と大衆文学について』 ■
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