岡野隆さんの『詩誌時評・句誌』『No.080 「特集 おかげさまで250号」(月刊俳句界 2017年05月号)』をアップしましたぁ。俳句界さんの通算250号記念号です。おめでとうございます。これからもますますご発展されることを祈念します。
情報革命をベースにして、本や雑誌の刊行や流通形態も変わりつつあります。何が残り何が消えるのか、あるいはすべてが新たな形態に変化するのかはまだわかりません。テクノロジー的には可能であっても、市場、つまり人間が反応しなければ定着しません。電子ブックや書籍など、変化はテクノロジー主導で起こりますが、その試行錯誤が一定の支持を得て安定するまでには、もうちょっと時間がかかるでしょうね。
俳句の世界は結社が中心です。そして結社は主宰による作品添削、句会、師弟制度などを構成要素としています。同人誌でも句会を行い、緩い形で師弟制度を肯定している俳人が多い。今と同じ形ではないでしょうが、作品添削、句会、師弟制度を要素とする結社はこれからも残るでしょうね。俳句を文学として考える、捉えるということは、そういった現実を生み出す原理を明らかにすることでもあります。それには俳句を相対化して、外から見るような客観的視点が必要です。
■ 岡野隆 詩誌時評『句誌』『No.080 「特集 おかげさまで250号」(月刊俳句界 2017年05月号)』 ■
■ 第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■