みなさま明けましておめでとうございます。本年も文学金魚をよろしくお願いします。んで新年第一段として、Interview of gold fishes 第19回 福島泰樹『定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌』を一挙アップしましたぁ。福島さんは歌人として著名なのはもちろん、独特の短歌絶叫、それに中原中也やボクシングなどの評論・エッセイでも知られます。昔から歌壇で異彩を放つ存在であり、歌壇以外にもコアな読者を抱える作家です。
作家というものは、それぞれの個性に基づいてその独自性を発揮します。文壇・詩壇の中で一生懸命仕事をなさる方もいらっしゃいます。またそういった集団に距離を置いて仕事をする作家もいらっしゃる。福島さん、歌壇では特別な存在ですね。歌人に福島さんのことをおうかがいすると、『福島? うん、あれはあれでいいんだ』というお答えが多いです。特異といえば特異な表現なのですが、その文学の価値は高く評価されている。インディペンデント系の歌人だと思います。
ちょいと小耳にはさんだのですが、長老歌人のBさんにお話をおうかがいしたとき、『○○はニセモノだけど、福島は本物だ』とけっこうきつい口調でおっしゃったそうです。文学の世界、筋が通っているのがかなり重要です。人間だから世間的雑事にまみれることもありますが、筋さえ通っていれば文学者として尊敬される。なおインタビュアーは鶴山裕司さんです。じっくりお楽しみください。
■ Interview of gold fishes 第19回 福島泰樹『定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌』 縦書版 ■
■ Interview of gold fishes 第19回 福島泰樹『定型の中で自由であり続けること-短歌絶叫と挽歌』 横書版 ■
■ 第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■