日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説『偏態パズル』(第96回)をアップしましたぁ。三浦センセの小説は、やっぱ小説セオリーを逸脱、破壊した斬新なものだなぁ。今回も議論の後にQ&A、そして物語が続きます。三浦センセの小説は自由な表現であることがわかります。
どのジャンルにも決まり事はあります。ただそれにはいくつものレベルがある。誰にとっても『作品を無難にまとめられる』というセオリーが入門的決まり事です。ここをすっ飛ばしては絶対なりません。んなことしたら、基本的な技術が身につかなくなる。で、高度な決まり事になると、〝小説とは何か?〟を把握すれば、なにをやってもいいというレベルに達する。三浦センセの『偏態パズル』は高レベルの小説です。
なお三浦センセの文庫本『論理パラドクス 論証力を磨く99問』(二見書房)が増刷になりました。まだお読みでない方は是非ご一読ください。
また10/29(土曜日)、11/12(土曜日)、11/19(土曜日)に、第124回 平成28年秋季 東京大学公開講座が東京大学安田講堂で開催されます。定員1,000人で全講義(3日間)の受講料は5,000円、1日選択は2,000円です。三浦先生は10/29日に登場されて、『フィクションとシミュレーション』というタイトルで講義なさいます。詳細は下記URLでご確認ください。
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/d04_01_01_j.html
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第96回) pdf版 ■
■ 三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第96回) テキスト版 ■
■ 第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第04回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■