金魚屋プレス日本版主催・総合文学ウェブ情報誌 文学金魚のオープニングイベント、安井浩司氏初の墨書展、『安井浩司 「俳句と書」 展』 (2012年10月8日~14日) が、いよいよ今日と明日の 2 日間を残すのみとなりました。安井氏の墨書を手の届く距離でじっくりと見られる機会はそんなにないと思いますので、お時間のある方は是非覗いてみてください。
また色紙は残り 9 点と少なくなってしまったので、急きょ安井氏旧作墨書色紙 50 点を展示販売することになりました。これらの作品は安井氏がある記念のために気楽に書いたものですが、事情によりお蔵入りになってしまったものです。そのため今回の墨書展のために書き下ろした作品 1 点 1 万円より少し安い 8 千円で販売することになりました。
金魚屋美術批評の山本俊則さんによると、美術業界ではカタログ掲載作品は所載品といって制作年代等がはっきりわかる指標作であり、そのような作品を基準に値付けすべきだということです。急きょ出品の旧作墨書色紙 50 点は制作時期等が曖昧ですので、少し安い価格にさせていただいたということであります。
で、今回の安井墨書展開催記念コンテンツは 4 本で、前回と同じ山本さん、岡野、鶴山さんの連載3本に、新たに田沼泰彦さんの連載『来廊俳人記』が加わりました。墨書展は明日までですが、記念コンテンツは原稿ストックが尽きるまで掲載しますのでよろしくお願いします。
■ 田沼泰彦 『来廊俳人記 その 1 ・ 津沢マサ子さん』 ■
■ 岡野隆 『唐門会所蔵作品 No.004 折帖篇 ③『無日の抄』 ■
■ 山本俊則 『安井浩司墨書句漫読 No.004 『神曲やかの跳鱒は突かれずに』 ■
■ 鶴山裕司 『安井浩司参加初期同人誌を読む N0.003 『牧羊神』 その三(第4、5号[前半]) 』 ■
安井墨書展への皆様のご来場、心よりお待ちしております。