寅間心閑の肴的音楽評『No.086 肴について』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第46回)をアップしましたぁ。音楽評では矢野顕子、ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラー、ジェームス・テイラーを取り上げておられます。どことなく夏っぽくなってきました。清涼剤的という意味ですけど。
『もうすぐ幕が開く』は演劇専門学校編です。石川、何人か俳優さんと接したことがあるのですが、けっこう大人しい人が多い。一番面白いのは役がつかなければ、セリフがなければしょんぼりしているタイプの俳優さんですねぇ。でもいったんスイッチが入ると驚くほど活き活きしてくる。そのギャップが面白いんですね。俳優さんならではだと思います。
もちろんいろんな俳優さんがいらして、脚本に文句というか意見を言う方もいらっしゃいます。これについては山田太一さんが「絶対許さない」とおっしゃっていました。理由は「きりがないから」。確かに俳優が脚本が気に入らないと言い出すときりがない。山田さんは「気に入らなくてもその台本を上手く演じるのが俳優」ともおっしゃっていました。いろんな考え方があります。
■大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第46回)縦書版■
■大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第46回)横書版■
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