寅間心閑の肴的音楽評『No.085 立ったり呑んだり座ったり』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第45回)をアップしましたぁ。寅間さんの音楽の趣味はいいですね。ミーターズのファンク、素晴らしい。せっかちな現代社会を反映してポップスでは前奏が短くなり歌出だしが増えています。楽器演奏は隅に追いやられているわけですが、ファンクはずっと聞いていられるなぁ。
『もうすぐ幕が開く』は学校篇です。演劇の世界はホントに幅広い。当たり前ですが演劇を教える学校があり、劇団でも演劇指導を行っています。中でも四季の養成所がシステマティックで合理的なのはよく知られています。テレビでも何度も取り上げられました。
最近ドラマや映画を見ていても俳優の質は昔に比べて格段に上がったと思います。美男美女だから演技が下手でもOKという時代は終わりましたね。それはある意味当たり前のことで、技術は教えれば上がってゆく。30年、50年前の野球選手と今の野球選手が対戦すれば絶対今の選手の方が上です。引退した一流選手が自分たちに出来なかったことを次々教えてゆくわけですから。
でも文学はそうはいかない。技術が上がっても作品として素晴らしいものになるわけではない。そこが文学の難しいところです。
■寅間心閑の肴的音楽評『No.085 立ったり呑んだり座ったり』■
■大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第45回)縦書版■
■大畑ゆかり原案 寅間心閑著 小説『もうすぐ幕が開く』(第45回)横書版■
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