大篠夏彦さんの文芸誌時評『文芸5誌』『群像 2021年02~04月号』をアップしましたぁ。大篠さんには『文學界』『新潮』『群像』『文藝』『すばる』の純文学5誌の時評を始めていただいたのですが、『群像』は比較的書きやすそうですね(笑)。やっぱ『文學界』『新潮』が難物らしひ。でも純文学5誌の時評が出揃うと各誌の特徴がなんとなくわかってきます。
音楽や映像メディアでは独自レーベル的な創作者が次々にデビューを果たしています。ま、デビューそのものが目的ではなく、創作物を世の中に発表するのが目的だと思います。その方法が少しずつ増えているのが現代社会です。
出版はなかなかそれが難しいですが、時代の流れとともに変わってゆかざるを得ないでしょうね。またどのジャンルでも現在表舞台で活躍しておられる作家が優秀なのも事実。好き勝手やりたいだけでは世の中に通用しない。視線を広く持って世の中の流れを見きわめるのが重要です。金魚屋の文芸誌時評はそういった面でも役に立つと思います。
■ 大篠夏彦『文芸誌時評 文芸5誌』川上弘美「あれから今まで一回もマニキュアをしたことがない」(群像 2021年02月号)■
■ 大篠夏彦『文芸誌時評 文芸5誌』江國香織「あかるい場所」/チェルフィッチュ・岡田利規「消しゴム式」(群像 2021年03月号)■
■ 大篠夏彦『文芸誌時評 文芸5誌』小林エリカ「最後の挨拶」(群像 2021年04月号)■
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