金魚屋から『夏目漱石論―現代文学の創出(日本近代文学の言語像Ⅱ)』を好評発売中の、鶴山裕司さんの『美術展時評』『No.114 フランシス・ベーコン展』『No.115 与謝蕪村展』をアップしましたぁ。美術館もコロナの影響甚大です。緊急事態宣言で会期が大幅短縮されたり、展覧会自体が中止になったりしています。皆さん多かれ少なかれ苦労しておられるとはいえ、人を集める演劇、スポーツ、コンサートなどへの影響は深刻だなぁ。
今回はフランシス・ベーコン展を取り上げておられるので、小難しいことが書いてあるのかなと思ったら、全然そうじゃなかった。まあ鶴山さんは〝ベーコンといえぇばー、ドゥルーズと答える~〟といったクリシェが一番嫌いそうですものね(笑)。
『江戸の画家で誰の作品が欲しいかと聞かれたら蕪村、大雅堂、浦上玉堂と答えると思う』と書いておられますが、石川が聞いた鶴山さん最愛の江戸の絵師は玉堂だったと思います。石川はまだ玉堂の魅力があんましわからないです。鶴山さんは『あんな頭(ズ)の高い絵師、いないよなぁ』と言っておられました。どーゆー意味だろ(笑)。
■ 鶴山裕司『美術展時評』『No.114 フランシス・ベーコン展』 ■
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