鶴山裕司さんの連載エセー『言葉と骨董』『針金細工の戦闘機-露天市 第61回 前・後編』をアップしましたぁ。金魚屋から『夏目漱石論-現代文学の創出』を好評発売中の鶴山さんの骨董エッセイです。エッセイ冒頭で書いておられますが、コロナ対策でほとんどの美術館が休館になっています。企画展は国内外から美術品を借りて開催されますが、借用期間は簡単に変更できるんですかね。コロナの影響が社会の隅々にまで及んでいますなぁ。
で、今回は露天市。神社や公園などで開催される小規模骨董市です。石川も平和島なんかの骨董市をのぞいたことがありますが、今回鶴山さんが図版掲載している針金細工のオモチャとか、小学生が描いた戦争画などは見たことがありません。まったくどっからこんなものを見つけてくるのやら。値段の高い安いは別にして独特の目筋を持っておられます。
鶴山さんは「ぴよぴよ」遊びながら太平洋戦争が起こった理由などを考えていたと書いておられますが、ま~こういうのは額面通りに受けとらない方がよござんす。興味を持ったらぱーっと関連本などを集めて読んだに違いありません。ただあんましそういった読書が苦痛ぢゃないので、「ぴよぴよ」遊びながらという感覚になるのだと思います。ところで「ぴよぴよ」遊びながらって、どういう表現だろ。石川遊びの修飾語として「ぴよぴよ」は初めて見ました(笑)。
■ 鶴山裕司 連載エセー『言葉と骨董』『針金細工の戦闘機-露天市 第61回 前編』 ■
■ 鶴山裕司 連載エセー『言葉と骨董』『針金細工の戦闘機-露天市 第61回 後編』 ■
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