寅間心閑さんの『寅間心閑の肴的音楽評』『No.032 ミルフィーユ』をアップしましたぁ。今回はバッド・ブレインズ、ジェームス・ブラウン、ザ・ブームが酒の肴です。今回は『多面多角、多重多層の方が好み。飽きないし、面白いし、噛んだら色んな味がしそう。ミルフィーユ仕立て。ワクワクする』音楽です。ごちゃ混ぜ的なアルバムを作り、パフォーマンスするミュージシャンは増えましたね。大昔、ディラン大先生がフォークギターからエレキギターに替えて、大ブーイングを浴びたのがウソのようです。
あ、そーいえば今回取り上げておられるジェームス・ブラウンは、絶対ノーベル文学賞をもらえないソングライターの筆頭だなぁ。J・Bの歌詞、マジしょーもないです(笑)。基本、単純なメッセージをえんえん繰り返しています。でもそれがいいんだな。バンドにエレキギターなんているの?といった演奏スタイルです。実際は豪華なミュージシャン引き連れてステージに立ちましたが、ドラムとベースとJ・Bの歌があれば成立しちゃうだろうな。
石川が音楽は変わったなぁと思ったのは、もう十数年前に見たボズ・スキャッグスのステージです。ボズ・スキャッグスは耳に心地良いアダルト・コンテンポラリーでスターになりましたが、元々はブルースシンガーです。で、ヒット曲ばっかやるのかと思ったら、ブルースごたまぜで演奏していました。今日はおいらの好きな曲やっからねーと、もう完全に自由に解き放たれた感じ。それがとっても自然だった。90年代頃だと思いますが、時代はこの方向に進むだろうなぁとふと思ったのでしたぁ。
■ 寅間心閑 『寅間心閑の肴的音楽評』『No.032 ミルフィーユ』 ■
■ 第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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