佐藤知恵子さんの文芸誌時評『大衆文芸誌』『No.122 岸惠子「愛のかたち」(オール讀物 2017年09月号)』をアップしましたぁ。佐藤さんのオール讀物 2017年07、08、09月号時評、3連投です。中江有里「万葉と沙羅」、若竹七海「水沫隠(みなわがく)れの日々」、岸惠子「愛のかたち」の3作を取り上げておられます。中江さんと岸さんは芸能人としてもご活躍中です。佐藤さんも文芸プロパーの方ではないのが共通しています。文学の世界を外から見る時評になっています。
視野の狭い文学インサイダーにならず、文学を外から眺める視線は現代ではますます重要になっています。文学金魚では佐藤知恵子さんと斎藤都御大が経済に詳しいので石川はちびちび指導を受けていますが、現代世界の激変現場は文学ではなく間違いなく経済シーンにあります。半沢直樹の世界は経済界ではほとんど明治時代くらいの話で、今は仮想通貨の時代です。ここ10年くらいで世界中の多くの国々の大半がキャッシュレスに突入するでしょうね。この流れは誰も止められない。キャッシュレスになればお金の流れが明確にたどれるようになり、税収等々がクリアになると考える人もいますが、それは一部の人たちにしか適用されません。現実には恐ろしく複雑になる。実際、まだしばらく続く仮想通貨過渡期は、先を読む力のある人たちにとっては一種のゴールドラッシュになっています。
んでお話を聞くだけぢゃ面白くないので、石川も佐藤・斎藤両先生のアドバイスを受けながらちょっぴり投資したりしています。骨董買いと同じで、実際にやってみないと実態はわかりませんからね。あ、石川の骨董の先生の鶴山さんに『将来の目標は?』と聞いたことがあるんですが、ニコリともせず『末は大家(たいか)か大家(おおや)』とお答えになった。石川も頑張らねば。石川の場合は『末は大家(おおや)』のラインですけど(爆)。
■ 佐藤知恵子 文芸誌時評 『大衆文芸誌』『No.122 岸惠子「愛のかたち」(オール讀物 2017年09月号)』 ■
■ 予測できない天災に備えておきませうね ■