小原眞紀子さんのBOOKレビュー『No.002 『天才児のための論理思考入門』 三浦俊彦著』をアップしましたぁ。文学金魚で小説『偏態パズル』を連載中の、東大教授でもあらせられる三浦俊彦先生の新著です。本の帯には『子供の疑問を通して「考える力」を鍛える20のレッスン 〝最良の答え〟を導くロジカル・シンキング(理系思考も身につく!)の決定版』とあります。この帯文に嘘偽りはございません。象牙の塔的な学問世界からアンダーグラウンド世界まで、平等かつ冷静に知性を働かせることができる点が、三浦センセが〝日本が誇る世界的特殊作家〟である由縁でごぢゃります。こんな人いなひよなぁ(爆)。

 

小原さんは、『国立大学における文科不要論が台頭している。その是非はともかく・・・意外なまでに常識人でもある三浦せんせの危惧は、文学や哲学、いわゆる文科における論理的すなわち学問的思考の本質が見失われることだろうと思う。その本質とはラディカルであること、それに尽きる。イデオロギーのあるなしではない。あろうとなかろうと、ラディカルに考え、言明すること。学問の府でなされるべきことはそれであり、そこまでである』と書いておられます。三浦センセの学者・作家としての本質を衝いた批評だと思います。

 

三浦センセはサプリメントやミミズ学やおろち学、覗き学の大家ですが、決して道を踏み外すことがありません。その理由はセンセが『ラディカルに考え、言明』しておられるからでせうね。一つの確信に達するまで三浦センセの思考は進むわけですが、それに揺るがす例外的事象が起こる(見つかる)と、またセンセのラディカルな思考が始まり、言明は柔軟に修正されていくわけです。

 

小原さんはまた、『教育にも何段階かあり、それぞれ担い手のスタンスもレベルも異なる。何が前提か理解して受け入れること、それを疑う勇気を持つこと、そして疑義を唱えてもつぶされない知恵を持つこと。どの段階も子供たちにとって必要である。最後の段階に至ることを期待できる子供こそが「天才児」と呼ばれるべきなのかもしれない。だとすれば三浦俊彦の書物は、まさに「天才児のための」ものだろう』と批評しておられます。お子様をお持ちのみなさまは、『天才児のための論理思考入門』を読んで、社会に多大な貢献ができる天才児を一人でも多く生み出しませう!(爆)。

 

 

小原眞紀子 BOOKレビュー『No.002 『天才児のための論理思考入門』 三浦俊彦著』 ■