寅間心閑の肴的音楽評『No.103 モッズ・アー・オールライト』をアップしましたぁ。今回はザ・コレクターズ、シンプリー・レッド、井上堯之バンドです。寅間さんは「モッズについて。縮めなければ「モダニスト(=現代人)」。一般的なイメージは1960年代英国のユース・カルチャー。三つ釦のスーツを着て/ヴェスパに乗って/クラブで踊って/アンフェタミンをキメて……だろうか」と書いておられます。うー知らなかった。大正時代のモボ、モガがモダンボーイ、モダンガールの略だと知った時以来の驚きでした。
寅間さんは「「アシッド・ジャズ」はレーベル名であると同時に音楽のジャンル名でもあり、そのベースとなったのは英国のクラブで流行っていた「レア・グルーヴ」。そのうち踊るだけでは飽き足らずプレイし始めた、というわけ。もちろんクラブには踊る人と踊らせる人=DJがいて、「アシッド・ジャズ」という名前のレーベルを設立したのは主要DJ二名、ジャイルス・ピーターソンとエディ・ピラー」とも書いておられます。く、詳しいっ。石川には新情報満載です。
ですから最後が井上堯之バンドなのにちょっと安心しました。「太陽のほえろ!」のテーマなら石川も馴染みがございます。でも井上さんは元スパイダーズだったんだなとここでも新情報が。あ、wikiで調べたら大野克夫さんもスパイダーズだったんだ。うーん日本のGS、その後の音楽の土台となったんですねぇ。勉強になりました。
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