小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(8)アイデアを盗まれること』をアップしましたぁ。すぐに剽窃を想起してしまうタイトルですが、作品などのあからさまな剽窃ではなくアイデアについてです。個人の作品よりも範囲が広い。もち特許で守られるようなアイデアもありますが、同時発生するようなアイデアもたくさんあります。
地球上にはたくさんの神話が遺されていますね。大きな洪水や地震があると、地理的に離れていても似たような神話になることがあります。必ずしも一点から他の地点に伝わったわけではない。それと同じで時代の大きな変わり目には同じようなアイデアが同時発生し、一つのアイデアがあっという間に別の様々なアイデアに育ってゆくこともあります。
高度情報化社会はもはや言い古された言葉ですが、これは静だけど非常に大きな変化です。文学などという古くて保守的なジャンルにまで影響が及ぶのは時間がかかりますが、それでも変化は必ず訪れる。インターネットとSNSが既存の文学の枠組みを変えてゆくでしょうね。NFTも必須で検討しなければなりません。誰か一人のアイデアが大枠を変えるというより、同時多発的に発生したアイデアが枠組みを変えてゆくでしょうねぇ。
■小原眞紀子『文学金魚らじお Web3.0時代のコミュニティ(8)アイデアを盗まれること』■
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