【連載対話 トーク@セクシュアリティ】No.011『京都大学さん、大丈夫なの!? ―理工学部女性募集枠』小原眞紀子×三浦俊彦をアップしましたぁ。京都大学が理学部と工学部で女子学生募集枠を新設したことが対話のテーマです。京大、言うまでもなく日本有数の伝統ある難関校です。日本の理系ノーベル賞受賞者が京大卒の学者さんで占められていることはよく知られています。
石川も受験しましたが、遠い昔のことであり、あんまし受験には興味を持っておりませんでした。しかしイマドキの受験はだいぶ様変わりしているようです。推薦枠やAO入試など、テストを受ける入学方法の他に、様々な形で学生さんたちを受け入れているようです。
で、今も昔も変わらないのは受験はチキンレースだということ。いったん受験すると決めれば少しでも偏差値の高い学校に入学したくなるのは当然です。語弊がありますが、下のレベルは下のレベルで、中間は中間、上は上で熾烈な競争が生じます。京大が女子枠を新設すれば女子学生が増えるのは間違いないでしょうね。どういう基準になるのか知りませんが、女子枠と言うからには正面突破の受験より入学基準が緩くなる可能性が高い。
その是非は対話をお読みいただければと思いますが、大学を卒業して20年30年経てば、人間、また別のフェーズに突き当たります。最近石川のまわりでは皆さん定年でそれを見ていると男って情けないなぁと思うことしばしばです。結局なんやかんや言って組織の中でのポジションがアイデンティティになっている。定年と同時にそれが失われるわけですが、その心構えというか用意ができていませんねぇ。
男女平等は現代社会では当然です。現実にはいろいろ問題はありますが法的には保証されています。ただそれが女性が男と同じ社会的存在(動物)になることを意味するなら、ちょっと違うんじゃないかなぁと思います。はっきし言って男は定年と同時にいわゆる負け組になることが多い。だけど女性でそうなる方は少ないんじゃないかな。受験は大変だと思いますが落ち着いたらすぐに先の先を考えた方がいい。男は濡れ落ち葉にならないようにしなくちゃならないし、女性が男化してたくさんある楽しみを失うなんてバカバカしいですよ。
■【連載対話 トーク@セクシュアリティ】No.011『京都大学さん、大丈夫なの!? ―理工学部女性募集枠』小原眞紀子×三浦俊彦 縦書版■
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