鶴山裕司 美術展時評 No.135『光悦展』、連作詩『聖遠耳 日日新』No.003『詩人』、『安井浩司研究 No.016 安井浩司 草稿 原(ウル)『青年経』(三)』をアップしましたぁ。鶴山さんは琳派に関心があるようで、美術展時評は始まったばかりの『光悦展』です。東博開催ですので展示が充実しているのはもちろん、ここ数十年の光悦研究が図録に詰まっているはずです。鶴山さんは図録にも目を通して批評を書いておられますので参考にしてください。
連作詩『聖遠耳 日日新』は長篇詩『聖遠耳』ではなく、『おこりんぼうの王様』系の抒情詩ですね。文学金魚では鶴山さんと池上晴之さんの対話『日本の詩の原理』を掲載しています。短歌、俳句に比べても自由詩は危機的状況にあると思いますが、詩人さんたちの中からはそういった声すら上がっていません。危機を真正面から見据え、その立て直しのために基礎から詩を検討し始めたのはこの対話が初めてじゃないかな。
鶴山さんと池上さんの対話は続きますが、文学金魚ではXなどでご意見やご要望を募集しています。こういったことが知りたいといったご要望があれば、お二人にお伝えして対話に取り入れていきます。『日本の詩の原理』を手始めに、文学金魚で理論を含めた精神的詩壇を作ってゆこうと思います。
■鶴山裕司 連作詩『聖遠耳 日日新』No.003『詩人』縦書版■
■鶴山裕司 連作詩『聖遠耳 日日新』No.003『詩人』横書版■
■鶴山裕司『安井浩司研究 No.016 安井浩司 草稿 原(ウル)『青年経』(三)』■
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