りょんさんのときどき集中連載『世相をわらう34―〝性〟論政治のヘボ具合』をアップしましたぁ。秋本議員の収賄疑惑、松川るい議員のフランス研修疑惑、そしてまだ収まりそうにない木原事件などについて書いておられます。
いや政治家って大変ですねぇ。当たり前と言えばそうなんですが、政治家は自分のために制度や公金を使ってはならない。それだけではなくどっから見ても清廉潔白でなければなりません。木原事件では木原さんのプライベートまで暴かれ始めていますが、政治家だってプライベートがあるんだからという感じで大炎上にはなっていません。でもこれはけっこう致命傷だろうなぁ。りょんさんが書いておられるように政治家の建前が崩れてしまう。
仕事によって、これはやっちゃいけないというタブーや建前はあると思います。政治家はそれを志した時点で非の打ち所のない人間を演じなければならないところがある。他者の生殺与奪の権を握るわけですから公正明大でプライベートも隙がないようにしなくちゃならないのですねぇ。大変なお仕事です。
文学者は政治家ほど縛りはきつくありません。人間の表裏を描く小説家などは特にそうでしょうね。裏の面に精通していなければ作品を書けない面があります。じゃあ無頼でいいのかと言うとそうではないですね。表裏、清濁併せ呑んだ倫理というものがあります。その統合の方が杓子定規な倫理規定よりも難しいかもしれません。
■りょんさんのときどき集中連載『世相をわらう34―〝性〟論政治のヘボ具合』■
■ 金魚屋の評論集 ■
■ 金魚屋の本 ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■