寅間心閑さんの肴的音楽評『No.078 微酔メトロ』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第38回)をアップしましたぁ。音楽評では岡崎友紀、ヌスラト・ファテー・アリー・ハーン、ベル&セバスチャンを取り上げておられます。ヌスラト・ファテー・アリー・ハーンはパキスタンのミュージシャンです。ムスリム系音楽となるわけで、どんどん音楽の好みが多様化して、新しい音の幅が狭くなっている現代では、インド音楽と並んでムスリム系音楽が最後の富になるかもしれません。
『もうすぐ幕が開く』は今井正監督『ひめゆりの塔』撮影の続編です。映画やドラマの撮影はホントに大変です。特に画像加工ができなかった一昔前の苦労は並大抵ではないですね。照明の加減によってフィルムの仕上がりが違ってきてしまう。ただ照明の威力を発揮できないロケでは天候次第になります。光の加減は刻々変わるので、時間との勝負でもあります。
カットをかけて細切れにシーンを撮りながら、色味を同じように調整するのは職人技です。これは現代でも変わってないでしょうね。ただ現代ではデジタル撮影なので後から色味を微調整できる。昔の映画やドラマの方が、職人技を体験できるということでもあります。
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第38回)縦書版 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第38回)横書版 ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■