寅間心閑さんの肴的音楽評『No.068 予想を超えて』&大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第28回)をアップしましたぁ。音楽評では長谷川きよしさんを取り上げておられます。『心中日本』は名曲ですね。詩もいいし声もいい。今じゃあんまり楽曲の発売禁止は聞かなくなりましたが、この曲が引っかかったってのはどーゆーことだろ。
『もうすぐ幕が開く』では影万里江さんが登場します。石川くらいの年代だと『悪女について』が非常に印象深い。有吉佐和子の原作の理解が正確だったからだと思います。原作では富小路公子は囁くような話し方をしたと描かれています。影の薄いような感じの女性なのですが、実はしたたか。そういった富小路公子像を見事に演じておられた。リメイクもされてドラマ放送されましたが、ピンとこなかった。元気いっぱいの富小路公子ではやっぱ原作の骨組みに合わないですね。
んで最近、加賀まりこさんが影万里江さんのお葬式で発した言葉が、いかにも加賀まりこさんらしいと話題になりました。影さんのお墓は浅利家のお墓と同じだそうです。男と女、いろいろありますなぁ。これもまた演劇的なのかもしれません。
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第28回)縦書版 ■
■ 大畑ゆかり原案 寅間心閑著 連載小説『もうすぐ幕が開く』(第28回)横書版 ■
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