大野露井さんの連載小説『新故郷』(第10回)をアップしましたぁ。最初に文学金魚新人賞を受賞した小説『故郷-エル・ポアル-』があり、次に『故郷-エル・ポアル-』の注釈、そして今回の小説『新故郷』です。〝エル・ポアル〟は作家自身による注釈を間に挟んだ2つの作品から構成されます。
で、第6回文学金魚新人賞の〆切が近づいてきました。今年から文学金魚新人賞は年2回の公募で、上半期〆切が5月31日、下半期〆切が11月30日です。上半期新人賞発表は8月1日、下半期発表は来年(2020年2月1日)です。
文学金魚では原里実さんの『佐藤くん、大好き』、小原眞紀子さんの『文学とセクシュアリティ-現代に読む『源氏物語』』、鶴山裕司さんの『日本近代文学の言語像Ⅱ 夏目漱石論―現代文学の創出』の三冊を刊行しています。新人と中堅以上の作家の作品をバランス良く出版してゆくのが一つの目標です。特に新人作家さんは、現代を捉えた新しい作家という意味でもあるわけですから、新たな才能を持った作家の出現を心待ちにしております。
文学金魚新人賞はジャンル不問、枚数不問の新人賞です。文学は文学であり、詩や小説といった文学ジャンルにかかわらず、新たな才能を求めています。また作品の長さによって作家の才能の有無が規定されるとも考えていません。自分の才能をアピールできる、必要十分なジャンルと枚数を選んで応募してください。
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■ 第6、7回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第06回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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