鶴山裕司さんの連載エセー『言葉と骨董』『第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(前半)』をアップしましたぁ。アフリカのナイジェリアあたりに多く住んでいる、ヨルバ人のシャーマンが使った占い用のお盆(オポン・イファ Opon Ifá)を取り上げておられます。ん~お盆に顔がついてるぅ。こういふお盆は東アジアにはないなぁ。
鶴山さんは『言葉と骨董』で、骨董はある時代、民族、あるいは特定共同体の精神が形になって残っている物で、それを読み解くのだとしばしば書いておられます。連載が進むにつれて、その姿勢はどんどんはっきりしてきましたね。考えるための触媒としての骨董なんだなぁ。
んでオポン・イファという占い用ボードは、イファ(Ifá)という宗教(信仰)に基づいているようです。その精神世界を鶴山さんは、ヨルバ人作家、エイモス・チュッオーラの『やし酒飲み』から読み解いてゆきます。エジプトやエチオピアなどを除いて、アフリカ大陸の言語はほとんどが無文字です。ヨルバ語も元々無文字ですが、チュッオーラは英語で書きました。『やし酒飲み』がディラン・トマスを始めとするイギリスの作家を狂喜させたのはよく知られています。後半は『やし酒飲み』の神話世界の読解になります。
■ 鶴山裕司 連載エセー『言葉と骨董』『第056回 ヨルバ族のオポン・イファ(前半)』 ■
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