ラモーナ・ツァラヌの文学金魚らじお『文学の旅 ⑫ 世界観を変えてくれた世阿弥の能楽論』をアップしましたぁ。ラモーナさんは英訳の世阿弥能楽論を読んで能に魅了されました。翻訳については古来いろんなことが言われていますが、優れた思考や表現であれば言語の違いを超えて必ず読者に伝わります。
世阿弥の『風姿花伝』は実践的能楽論です。ラモーナさんが『役者の仕事が内部から深く考察されていて、舞台に立っている役者の理想の姿と役の演じ方が細かく言語化されている』のです。また『難しい概念の説明には、「花」など、自然界の要素を用いた比喩が使われている』。これがまた能という表現にピタッとはまっているんだな。
ラモーナさんはルーマニア人ですが、ドイツと東京の大学で勉強なさった。言語もトリリンガル以上のはずです。彼女の目標は『一つの時代、一つの文化圏に集中するより、複数の文化圏をまたいで、こちらからあちらへ、あちらからこちらへと情報を発信したり、情報を取り入れたりする』こと。まだまだ引き出しがありそうです。
■ラモーナ・ツァラヌの文学金魚らじお『文学の旅 ⑫ 世界観を変えてくれた世阿弥の能楽論』■
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