鶴山裕司さんの連載小説『横領』(No.07)をアップしましたぁ。金魚屋から『日本近代文学の言語像Ⅱ 夏目漱石論-現代文学の創出』を好評発売中の鶴山さんの連載小説です。今回はちょっとエロチックですな。ま、小説ですから(笑)。現代小説の男女モノでセックスを省くのは難しい。ただ目的化するとテーマがぼやける。手段と目的が一致しているのが理想ということになります。セックス描写も要するに小説技術であります。
先日鶴山さんから『日本近代文学の言語像Ⅰ』『正岡子規論-日本文学の原像』の本論の方が届きました。300枚ちょっとってところです。ようやく子規論の本論が完成ですね。やれやれ(笑)。けっこう時間がかかりましたなー。チェックのために読みはじめましたが、俳句・短歌の原理論です。ポピュラリティは漱石論より低いかもしれませんが、日本伝統文学の原理論はあまりないかもしれません。
残りは『子規派作家論』ですが、こりは今年中には仕上げていただく予定です。それなりに頑張ってお仕事していただいていますが、ん~やっぱ時間がかかります。詩や小説もどんどん書いていただきたいですし、ご本人もそっちの方が良いのでせうが、シリーズモノですからまずは『日本近代文学の言語像』3冊を仕上げていただかないと先に抜けられないでしょうね。フラストレーションが溜まったら短編小説などを書いていただきながらシリーズを完成させてもらえば石川は大助かりです(笑)。
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