小原眞紀子さんの連載エセー『詩人のための投資術』『第十九回 グローバリズムI―コロナ・ヴィールス』をアップしましたぁ。金魚屋から『文学とセクシュアリティ――現代に読む『源氏物語』』を好評発売中の小原さんの経済エッセイです。今回はコロナ禍からエッセイが始まっております。石川、以前4月頃には治まるんぢゃないかとお気楽なことを書いてしまひましたが、えっらい騒ぎです。東京ロックダウンもあり得るような不穏な情勢です。
コロナ禍と経済に共通点があるとすれば、世界を市場としたグローバリゼーションと同様に、世界中に広がっているということでしょうか。人類共通の敵がウイルスがもたらす病気になっています。小原さんは『憎むべきものが他人でなく、他国でないということは、憎しみが連鎖することがない、世界が一丸となって前進するという稀有な光景が見られる可能性がある』と書いておられます。いろんな議論があった東京オリンピックも一年延期になったわけですが、一年後に人類がコロナ禍を克服していれば非常に記憶に残る大会になるでしょうね。
ただコロナ禍の最中でも経済市場は動いています。実体経済を睨みながら、世界規模でズルリと動く。世界各地の大都市がロックダウンしていますから、一時的に経済が停滞するのは間違いない。しかしリーマンショックと違い今回は天災です。これがどう世界市場に影響するのか素人目にはちょっと予測がつかない。小原さんのエッセイに期待です。
■ 小原眞紀子連載エセー『詩人のための投資術』『第十九回 グローバリズムI―コロナ・ヴィールス』 ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■
■ 第8回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第08回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
■ 金魚屋の本 ■