『YouTubeチャンネルレビュー』、寅間心閑『No.003 カバー曲動画No.1選手権』、鶴山裕司『No.004 コスプレ日本代表コノミアキラ 痛車を語る』をアップしましたぁ。桜坂チャンネル、元気ですね。内容も面白い。やっぱエンタメショービスの世界に身を置いている方が作るコンテンツは、こなれ方が違うなぁ。
文学金魚は総合ウェブ情報誌で純文学系のWeb文芸誌ですが、動画とかにはちょいと弱い。文学で動画にのしてゆく必要があるんかいな、というご意見もあるでしょうが、Webでの動画は無視できないでしょうな。文学系の動画では、見ててもんのすごく楽しい動画を作るのはムリがあると思いますが、それでも情報発信としては重要になってくると思います。
物事は長期と短期で見て考える必要があると思います。文学の世界、特に純文学の世界では、石川は本当に力のある作家(作品)しか生き残れない時代がやってくると思います。注目を浴びればありとあらゆる角度から批評され検証されるのが情報化社会であり、それに耐えられる作品を作らなければなりません。純文学の雰囲気(アトモスフィア)をまとっただけの作品は、すぐに化けの皮が剥がれてしまうということです。
ただ短期で見れば、そういった作品はかなり今の読者には重く感じられると思います。それをどうやって浸透させてゆくのかが問題になるわけですが、動画はそのための一つのツールになるでしょうね。作家の力量には、難しい事柄をいかに平明に伝えられるのか、といった能力も含まれます。コンテンツのパブリシティに動画が含まれてもいい時代です。
そういった意味でも桜坂チャンネルなどのYouTubeコンテンツは参考になります。新しい才能に出会える場でもあるでしょうね。ネットでの自己発信はとっても大事ですが、他者の評価が加わって初めて社会性を得るところがあります。自己を過信するのはよくないですが、他者に頼り切るのも危うい。自己と他者(メディア)とのバランスを探る意味でも、ネット動画コンテンツは参考になるのであります。
■『YouTubeチャンネルレビュー』寅間心閑『No.003 カバー曲動画No.1選手権』 ■
■『YouTubeチャンネルレビュー』鶴山裕司『No.004 コスプレ日本代表コノミアキラ 痛車を語る』 ■
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