小原眞紀子さんの『金魚エセー』『No.008 東大五月祭 ~三浦俊彦講演~』をアップしましたぁ。東大五月祭りの三浦センセの講演についてです。改めてご紹介しますが、三浦センセ、論理学者です。ほんで東大大学院の教授です。偉い学者さんなのです。ちょっと信じられませんが(爆)。
学際的という言葉は、最近あまり流行らないようだ。それはそういう状況が排除されたからではなく、むしろ認知が広がったからだろう。理系と文系という区別は、いまや大学においては古色蒼然の感がある。どこを向いても、なにやらもの珍しく、何をしているのか想像もつかないという意味においてひどく興味深い学科名が並んでいる。学生を集めるにはいいだろうが、どんな教員を手配しているのか、これも想像がつかない。
(小原眞紀子)
小原さんが冒頭で書いておられるように、現在、知の枠組みがもんのすごい勢いで変わっています。学問もボーダーレスになっているんですね。勉強方法も同様です。三浦センセ関連(?)で言うと、最近『うんこドリル』が爆発的にヒットしております。小学生の書き取りドリルなんですが、例題が全部〝うんこ〟がらみなんですね。一昔前ならふざけてると怒り出す大人がいたでしょうねぇ。
究極を言えば日本の勉強システムは、東大を頂点として形成されてきました。ちょいと乱暴ですが、まんべんなく勉強ができる子が秀才というシステムです。ただそれがだんだん変わってきた。もち今も東大生が秀才であることに変わりないですが、社会を見回すと、昔に比べ落ちこぼれ組で一芸に秀でた人がエスタブリッシュになることも多い。選択肢が増えているわけで、それに応じて勉強の仕方や学校のあり方も変わってきていると思います。
んでいまだに大学のトップである東大の三浦センセは、言うまでもなくそういった変化に敏感です。このお方、論理学だけでなくサブカルにも強い興味を示しておられる。もち〝んち〟に関する日本最高の大家です。自慢できるかどうかわかりませんが(爆)。その三浦センセの講演レビューです。じっくりお楽しみください。
■ 小原眞紀子 『金魚エセー』『No.008 東大五月祭 ~三浦俊彦講演~』 ■
■ 第05回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第0回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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