総合文学ウェブ情報誌 文学金魚

私達の故郷は日本語です。金魚屋プレス日本版は、日本語で書かれるあらゆる文学の方向を見極め、私達の精神の行く末を照らす光りを見出そうとするものです。 金魚屋プレス日本版はその光りのすべてを広義の文学と呼びます。

金魚屋プレス日本版代表 齋藤都

Author Archive
No.032 角川 『俳句』 2013年07月号

No.032 角川 『俳句』 2013年07月号

  「岐路に立つ俳句結社」という見出しの記事が、朝日新聞の7月17日付朝刊に掲載されました。大野林火、飯田蛇笏、高浜虚子という、俳句史に名を刻んだ代表的な結社主宰の肖像写真が掲げられています。そして、それぞれの […]
No.031 角川 『俳句』 2013年06月号

No.031 角川 『俳句』 2013年06月号

  「俳句は進化しない」と題された囲み記事を目にしたのは、2013年6月3日付の読売新聞朝刊でした。「俳句あれこれ」という連載タイトルそのままに、俳句にまつわる日常雑感をつぶやいた短いエセーですが、「俳句は進化 […]
No.030 角川 『俳句』 2013年05月号

No.030 角川 『俳句』 2013年05月号

  江里昭彦氏の〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)は、初出が「夢座」という俳句同人誌でしたが、初出の翌年には「週刊俳句Haiku Weekly」というウェブマガジンに再掲出され […]
No.028 角川 『俳句』 2013年04月号

No.028 角川 『俳句』 2013年04月号

  〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)によれば、「俳句ブーム」の萌芽にあたる1970年代後半、毎号250ページ前後であった角川「俳句」でしたが、およそ20年後の1994年5月号 […]
No.026 角川 『俳句』 2013年03月号

No.026 角川 『俳句』 2013年03月号

  〈角川書店「俳句」の研究のための予備作業〉(以下「予備作業」と略す)を書いた江里昭彦氏は、角川「俳句」や「俳句研究」(2011年8月より休刊)のような総合誌と呼ばれる媒体を「俳句商業誌」と呼んでいます。その […]
No.024 角川 『俳句』 2013年02月号

No.024 角川 『俳句』 2013年02月号

  「俳句」で毎月組まれる特集は、そのほとんどが初学向けのハウツーものです。2月号の大特集には「名句はこうして生まれる!俳句は『瞬間』を詠む」というタイトルが踊ります。なにしろ初学者というものは「名句」に目があ […]
No.017 角川 『俳句』 2013年01月号

No.017 角川 『俳句』 2013年01月号

  今回でやっと10回を数えることとなりました。当初、俳句門外漢の俳句入門という趣旨で始まった時評でしたので、まずは歳時記を買わねばと思い立ち、買うなら持ち運びに便利な文庫本でないかと書店の文庫棚を物色していた […]
No.014 角川 『俳句』 2012年12月号

No.014 角川 『俳句』 2012年12月号

  昨年は創刊60周年で賑やかだった角川「俳句」ですが、その締め括りともいうべき12月号で、記念シンポジウムと銘打たれた座談会が採録されています。このシンポジウムは『大震災と詩歌』というタイトルのもと、「俳句と […]
No.013 角川 『俳句』 2012年11月号

No.013 角川 『俳句』 2012年11月号

  角川「俳句」11月号では「第58回角川俳句賞」の特集が組まれています。今年5月31日に締め切られたこの賞は、応募が昨年より120篇も増え、総数で752篇にのぼったとのことです。応募が増えた背景にあるのは、も […]
No.012 角川 『俳句』 2012年10月号

No.012 角川 『俳句』 2012年10月号

  俳句門外漢の俳句入門のつもりで角川「俳句」の時評を始めて早半年を超えるに至りました。当初は「角川」という大出版社の名前に幻惑されたのか、この月刊俳句総合誌「俳句」を読みさえすれば「俳壇」のすべてが分かると勇 […]
No.011 角川 『俳句』 2012年09月号

No.011 角川 『俳句』 2012年09月号

  公開中の角川映画『天地明察』も、その地味なテーマの割には中高年を中心に堅実な観客動員を記録しているようです。前回も書きましたが『俳句』8月号の表4(裏表紙)にて、俳句雑誌としては珍しい映画のカラー広告をやっ […]
No.014 「未だ定まらざる」時代の力

No.014 「未だ定まらざる」時代の力

このたびの安井浩司「俳句と書」展の開催を前に、『文学金魚』にて俳句誌時評を連載している私にもなんか書けと、鬼の石川編集スタッフからメールをいただいたのがつい先週のこと。もちろん俳句門外漢の私でも安井浩司という孤高俳人は知 […]
No.010 角川 『俳句』 2012年08月号

No.010 角川 『俳句』 2012年08月号

  昨日の最高気温は37度1分でした。いまさら体温を超える気温なんかちっとも珍しいわけではありませんが、今がとうに立秋を過ぎた、8月も終わりを告げようとしている頃合いであることを省みるに、異常気象がもたらす季節 […]
No.009 角川 『俳句』 2012年07月号

No.009 角川 『俳句』 2012年07月号

  たまたま目にしたとある地方新聞のコラムでした。「黒い浪」とのタイトルから東日本大震災の津波にまつわるコラムだと思い、正直「またか」とか「まだ何か残っているのか」といった思いで活字を追っていきました。案の定コ […]
No.004 角川 『俳句』 2012年06月号

No.004 角川 『俳句』 2012年06月号

角川『俳句』の創刊号は昭和27年6月号。終戦から7年後のことで、朝日新聞に掲載された田中亜美氏の「俳句時評」によれば、「終戦からしばらく経ち、精神的文化の復興を求める機運の高まった時代である」そうです。3回連続の創刊60 […]
No.003 角川 『俳句』 2012年05月号

No.003 角川 『俳句』 2012年05月号

  今号は「創刊60周年記念号①今こそ俳句!」の第1弾です。そして大特集と銘打った「今すぐはじめる!60歳からの俳句入門」が最大のセールスポイント。60という数字の取り合わせの妙といいますか、長い歴史に培われた […]
No.002 角川『俳句』 2012年03月号

No.002 角川『俳句』 2012年03月号

巻頭カラーグラビア!に登場するのは大木あまりさん。昼下がりの代官山でしょうか、いかにも高級そうな素材でできた帽子を目深にかぶり、頬杖をついてなお端正なそのお顔立ちには、クリムゾンレッドのメガネフレームがよく似合っています […]
No.001 外の思考―やぶにらめ角川『俳句』(角川『俳句』とは)

No.001 外の思考―やぶにらめ角川『俳句』(角川『俳句』とは)

俳句の世界には「総合誌」と呼ばれる大手出版社による定期刊行雑誌が数誌あります。少なく見積もっても1000万人といわれる俳句人口ですが、一人一人の好みによって愛読誌を選ぶことができるという状況は、たとえば「現代詩手帖」一誌 […]
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