金井純さんのBOOKレビュー『絵のある本のはなし』『No.047 『十二支の年越し』川端誠著』をアップしましたぁ。絵本作家の川端誠さんの本を取り上げておられます。十二支の動物が現れてお正月の年越し行事を案内する内容です。通り一辺倒の案内ではなく、大人でも『へ~そうだったのかー』と楽しみ学習できる絵本になっています。だけど残念ながら絶版なんだなぁ。

 

 つまりは日本人の総体が持つ共通の記憶なのだ。それは次代にも伝わってゆく。否応なく伝わるので、伝えるべきだ、と頑張る必要すらない。必要はないが、それはそれでも頑張るだろう誰かを当て込んでの話だともいえる。だから軽々しい本たちに混ざり、これだけが絶版ならば誰かが何とかすべきだ。

 私たちの集団的無意識である記憶を体現している絵本に登場しているのが、ニンゲンでない動物たちであるというのは、だからとてもふさわしい。可愛い子供であれ、お母さんであれ、およそニンゲンがもつ自我というものが、私のものでありあなたのものでもある無意識を阻害することがない。

(金井純)

 

金井さんが書いておられるように、『十二支の年越し』は『私たちの集団的無意識である記憶』を伝承する絵本です。ただ『それは次代にも伝わってゆく。否応なく伝わるので、伝えるべきだ、と頑張る必要すらない』のです。実際には行われていなくても、人間が記憶している過去の行事などはたくさんあります。なぜ覚えているかというと、何かの根っこにつながっているからです。

 

だから動物たちがナビゲーターというのはこの絵本にしっくりと来る設定です。金井さんが書いておられるように『およそニンゲンがもつ自我というものが、私のものでありあなたのものでもある無意識を阻害することがない』のです。

 

 

金井純 BOOKレビュー 『絵のある本のはなし』『No.047 『十二支の年越し』川端誠著』 ■

 

 

第04金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項

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