日本が誇る世界的特殊作家、三浦俊彦さんの連載小説『偏態パズル』(第81回)をアップしましたぁ。今回は『新世紀エヴァンゲリオン』第拾壱話「静止した闇の中で / The Day Tokyo-3 Stood Still」のエピソード分析から始まります。

 

『「不潔」という語が自然に用いられるのはやはり臭気を伴った光景、糞便全面爆裂的飛散プレイにも見えた光景に対してであるはずだ(中略)。呟いたときのマヤが無表情すぎるという可能的反論に対しては、内部テロ・使徒侵入という超非常事態の直後ゆえに、おろち用リアクションへの切り替えに神経的フリーズが生じたものと答えられるだろう』とあります。三浦センセにかかると、世界で起こっている事象すべてがおろち的再解釈の対象になるのでありまふ。すごいなぁ(爆)。

 

ただ金妙塾のハードコアなメンバーになると、おろち的事象は向こうからやってくるのです。んで森鴎外の史伝と同様に、塾生の身の上に起こった出来事は何度も再検討され、その本当の姿が探求されます。今回は第7回で語られた蔦崎さんの体験が俎上にのぼります。『長大な、おそらく四十秒は途切れぬ無声音響が同時噴射されたというのである』、『有音噴射はたっぷり六十秒間続き』とあります。すごいなぁagainでありまふ(爆)。

 

んで三浦センセ、数字フェチですね。何かの事象を説明するときに、必ずと言っていいほど詳細な時間や数が記載されます。こりはマルキ・ド・サドもまったく同じことをやっているなぁ。サドもかな~りの数字フェチであります。こりはどういった理由なのでせうかねぇ。金妙塾で是非検討していただきたひですぅ。

 

 

三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第81回) pdf版 ■

 

三浦俊彦 連載小説 『偏態パズル』(第81回) テキスト版 ■

 

 

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