遠藤徹さんの連載マンガ『キノコの森』(第23回)&『えくすぽえめんたる』(第09回)&連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第09回)をアップしましたぁ。『虚構探偵』はいよいよ核心に近づいてきました。
前回連載の『物語健康法(入門編)』もそうなのですが、遠藤さんには物語批判的志向がはっきりあります。物語の力を信じながらそれを批判する。つまり危機感がある。近年とみにそうですが、ハラハラドキドキの物語を作る技術は飛躍的に向上しています。しかし一方で物語の、小説の本質に迫るはずの純文学は停滞しています。遠藤さんがそこに風穴を開けてくださるでしょうね。
なお金魚屋では遠藤さんの小説単行本『幸福のゾンビ ゾンビ短編集』を準備中です。遠藤さんらしい楽しく面白い短編集ですが、実はホントに怖い。こちらは遠藤さんのデビュー作『姉飼』からずっと続いているテーマが表現されたホラー小説でもあります。準備が出来次第、文学金魚でインフォメーションします。
■ 遠藤徹 連載マンガ『えくすぽえめんたる』(第09回) ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第09回)縦書版 ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第09回)横書版 ■
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