遠藤徹さんの連載マンガ『キノコの森』(第20回)・『えくすぽえめんたる』(第06回)&連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第06回)をアップしましたぁ。遠藤さんの3連チャンコンテンツです。『キノコの森』は300回でいちおうの終わりということになりますが、まだまだ続きがあります。『えくすぽえめんたる』もそのくらい続くんだろうなぁ。いったいどれだけ書ける(描ける)んでしょ(笑)。
作家はツボみたいなものがありますね。時間がかかってもあるツボを抑えるとどんどん書けるようになる。夏目漱石なんかはそういうタイプの作家でした。漱石さん、『吾輩は猫である』を書くまで一作も小説を書いていないんですね。習作も残っていない。恥ずかしくて棄ててしまった可能性はゼロぢゃありませんが、多分、書いてない。書き方をつかむまで考えていたんですね。
遠藤さんは最初から書ける作家でしたが、ギアが一段も二段も上がった感じです。この方をカンヅメにしてほっておいたら一ヶ月、一年でどのくらい書く(描く)ものやら。自己の資質と現実の書き方に完全に折り合いがついています。こういう状態を全盛期と言うんでしょうね。
■ 遠藤徹 連載マンガ『えくすぽえめんたる』(第06回) ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第06回)縦書版 ■
■ 遠藤徹 連載小説『虚構探偵―『三四郎』殺人事件―』(第06回)横書版 ■
■ 金魚屋 BOOK Café ■
■ 金魚屋 BOOK SHOP ■