金魚屋から『文学とセクシュアリティ-現代に読む『源氏物語』』を好評発売中の、小原眞紀子さんの連載小説『No.024 本格的な女たち』をアップしましたぁ。同窓会サスペンス小説です。過去のしがらみというだけではない、決定的な出来事が現在に至るまで影響を及ぼしています。漱石先生が書いたように、人間の世界では『いっぺん起こったことは、いつまでも続く』のです。
ただ2人の人間が亡くなっています。一人は不審死で、もう一人はまず間違いなく殺人です。これがどう絡み合うのかが、『本格的な女たち』最大の読みどころということになります。それになぜ主人公の瑠璃はこの不可解な事件に利用されてしまったのか。謎は深まるばかりです。まさに〝本格〟サスペンス小説ですね。
んで小原さんの『文学とセクシュアリティ』は、まー大ヒットといふわけにはいきませんが、ボチボチコンスタントに売れています。基本『源氏物語』なのですが、『文学とセクシュアリティ』は小説の書き方のノウハウ本でもあります。そのあたりも評価されているのでしょうね。
■ 小原眞紀子 連載小説『No.024 本格的な女たち』縦書版 ■
■ 小原眞紀子 連載小説『No.024 本格的な女たち』横書版 ■
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■ 第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項 ■
第10回 金魚屋新人賞(辻原登小説奨励賞・文学金魚奨励賞共通)応募要項です。詳細は以下のイラストをクリックしてご確認ください。
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