小原眞紀子さんの連載小説『No.002 本格的な女たち』をアップしましたぁ。同窓会の雰囲気が、うひひ、といふ感じでよく出てます(笑)。中等部高等部を持つ私立有名大学とか、医学部などに限られますが、同窓会はコネコネ作りのやっちゃ場でもあります。医学部の場合は今はひじょーにマズイ状況でしょうが、いつだってボーダーラインといふ灰色の線はあります。そのあたり、寄付金とかコネコネで動くのは世の習いでせうなぁ。
だから同窓会は子供が進学時期に差しかかった時や、会社での競争が一段落した50代くらいに開かれることが多いんですね。前者はコネコネ作り、後者はまあ、ヒマになったからです。んで後者の方が、あんましはっきりした目的がない分、厄介かもしれません。もっと年を取ると、サークルみたいになるんですけどね。
んで『本格的な女たち』では早々に死亡者が出ましたな。これは事故死なのか殺人なのか。まだ灰色ですが、灰色の同窓会で真っ赤なドレスを着た幹事の女性が頓死した。事件の匂いがしますねぇ。期待大です。あ、金魚屋刊の小原さんの評論集『文学とセクシュアリティ-現代に読む『源氏物語』』もよろしくですぅ。『文学とセクシュアリティ』は『源氏物語』論といふだけでなく、小説の書き方のノウハウ本でもあります。
■ 小原眞紀子 連載小説『No.002 本格的な女たち』縦書版 ■
■ 小原眞紀子 連載小説『No.002 本格的な女たち』横書版 ■
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